anttiorbの映画、映像の世界

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僕らのごはんは明日で待ってる

2016年作品、市井昌秀監督、中島裕翔、新木優子出演。

無口で他人に無関心な亮太(中島裕翔)に、小春(新木優子)が話しかけてきた。 涼太は自分の世界に入ることが多く、“黄昏て”いる高校生だった。 小春は、高校の体育祭で米袋ジャンプという競技に一緒に出場することになったと言いに来たのだった。
涼太はなんとなくクラスから浮いていた。 体育委員の自分だけしか組む相手が居ない、そう亮太には言って来たのだった。 練習をしても心はどこかに置いてきた、亮太はそんな高校生だったが、それは兄の死がきっかけだった。
しかし、彼の視界に入ってきたのが来たのが小春だった。 亮太は米袋ジャンプで、1位となり、彼の組は優勝した。 意外な頑張りクラスもみんなは驚く。
そして小春は亮太に好きだと告白するのだが、亮太は付き合うことを断るのだった。それは、彼の心の中に、人と親しくなると別れが辛くなることが怖いという気持ちがあった。 もちろんその気持ちの中には兄との別れがあるからだった。
しかし思い直した亮太は、逆に小春に交際を申し込み、就職志望だったが、小春と同じ大学に行くと宣言するのだった。
二人は無事大学に合格するが、小春が行ったのは女子短大、彼女は保育士になるという夢を持っていたからだった。 亮太は普通の4年制に無事合格、そして打って変わって良太は明るくなり小春との付き合いも順調に行くのだった。
そして2年後、小春は無事保母さんになり、そしてもう1年後、亮太も就職活動をする歳となる。 二人は小春の祖母・上村芽衣子(松原智恵子)に挨拶に行く。 もちろん将来結婚をするためだったが、祖母はあまり良い顔をしなかった。 それにショックを受ける亮太だった。
そしてある日、小春は亮太にいきなり別れを切り出すのだった・・・

原作小説の作者は瀬尾まいこ、監督は市井昌秀、「箱入り息子の恋」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9887002.html を見ましたが、ラストが大胆な作品でした。 
今作の主演は中島裕翔、「ピンクとグレー」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13910255.html を見ていますが、あの作品はいまひとつの演技でしたが、今作は成長の後が見えましたね。
ヒロインには新木優子、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8316196.html 「告白」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/1487107.html に出演していますが、今作は長編では一番大きな役では? 
彼女は良い女優になる予感がします。 雰囲気が木村文乃ちゃんに似ていますが、笑顔の感じは違いますね。
物語は順調に言っていた彼女がいきなりの別れを切り出します。 その意味とは?一応彼女の言って来た理由は、「祖母が反対しているから」 ということなんですが、どうもそうじゃない感じがするんですよね。
松原千恵子演じる祖母の芽衣子はセリフが極端に少ないんですね。 そして彼女の両親は出てきません。そ のあたりも彼女の心のうちに大きな影響があることになっています。
とにかくこの作品、新木優子ちゃんがすごいです。 高校生から青年期まで演じていますが、彼女を見るだけでも価値のある作品です。

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無事付き合うことになった小春

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短大に合格

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そして保母となることが出来た

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しかし彼女が泣いた!そのわけは?

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二人に幸せが来るのか?

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