anttiorbの映画、映像の世界

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翔んで埼玉


灼熱の熊谷に住むOLの愛海島崎遥香)は、結納のために東京に向かう。 両親(ブラザートム麻生久美子)の運転する車のラジオから聞こえてくるのは、埼玉解放戦線がいかにして東京都に対して闘いを挑んだかという話だった。
白鵬堂学院。 それは都会指数という基準でクラス分けされているエリート意識の塊のような高校。 ここの頂点に君臨するのが都知事の長男百美(二階堂ふみ)だった。
しかし、そんな彼の前に一人の転校生がやってくる。 彼の名前は麻実麗(GACKT)、アメリカ帰りの資産家の息子だった。 あらゆる面で百美を上回る才能を見せつける麗。 最初は対抗心バリバリだった百美だったが、麗の魅力に惹かれてやがて恋に似た感情を抱きはじめる。
そんなある日、二人が出かけた先で麗のメイドもおかよ(益若つばさ)が “埼玉狩り” にあっているところに出くわす。 間に入る麗だったが、彼にも埼玉県人ではないかと疑いがかかる。 踏み絵代わりに差し出された草加せんべいを踏めなかった麗は、彼も埼玉県人である事が明らかになってしまう。
池袋を経由して埼玉に戻ろうとした麗と、彼を慕って追いかけてきた百美は、埼玉解放戦線とは犬猿の仲の千葉解放戦線に捕まってしまう。 千葉解放戦線は埼玉同様に東京に対して通行手形撤廃を目指して戦う組織だった。
そしてその指導者は執事として百美の家に仕える阿久津(伊勢谷友介)なのだった・・・

これは笑えましたね!
主演は二階堂ふみ、今作では男装をしていますが、男役ということですね。 近作は「いぬやしき」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15481600.html です。
そしてGACKT、結構出演作はありますが、記事にはしていませんね。

物語は、結納に向かう3人家族がラジオ番組を聴いています。 娘の愛海は、暑い熊谷からはやく脱出したくてたまらない。 結婚して東京に住むことを目的にしていますが、都市伝説という設定のこのラジオ劇に、両親は夢中になっていきます。
その内容は埼玉の裏歴史のようなものでした。 東京に行く為には通行手形が必要であり、埼玉県民は東京都民から強烈な差別を受けていました。 都知事の息子百美が通う白鵬堂学院は、都民のそれも富裕層、住んでいるところが違う生徒順にランク付けが行われています。
中には埼玉県人もいますが、それは親の仕事の都合で埼玉から引っ越してきた生徒、もちろん最下層の部屋を与えられ、虐げられていました。 そんなこの学校に現れたのが帰国子女の麻実麗でした。 百美はなにをやっても敵いません。 そして同じ男性でありながら恋をしてしまいます。
しかし彼は埼玉県人でした。

これはもう笑いの連続でしたね。 地元のシネコンも激混み、満員マークが土曜日のレイトでついていました。 あれだけこき下ろされながら、最後はゾンビのように這い上がっていく埼玉県、世界埼玉化計画は実行されつつあります(^^)

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結納に向かう3人の車から聞えてきたのは

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昔埼玉県人は虐げられていた

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都知事の息子・百美

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転校してきた麗

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彼は何でも万能だった

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そして麗に惹かれる百美

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