“清らかな心と、会いたいと強く願う気持ち” の二つを持つ冒険者の前にだけ姿を現すという幻のポケモン、ミュウ。 全てのポケモンの “はじまり” と言われ、世界中のポケモン研究者が行方を追う中、ついに1人の科学者がミュウの化石を発見する。
自分が存在する理由も分からないまま、最強の兵器として実験を繰り返されることになったミュウツーは、その心の中に、自分を生み出した人間に対する憎悪の念を宿していく…
今作は21年前の作品のリメイク、3DCG処理をした作品です。
監督は湯山邦彦と榊原幹典。
榊原幹典は、「ルドルフとイッパイアッテナ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14344104.html で同じく共同監督でした。
そして1998年版と一緒の声優として市村正親、「バースデー・ワンダーランド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15947063.html でヒポクラテスの声を当てていました。
そして小林幸子、「KUBO/クボ 二本の弦の秘密」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15250116.html ではカメヨというおばあさん役をしていました。 声優は意外にあっているように感じます。
物語は、人間が幻のポケモン:ミュウの一片から人工的に作ったのが最強のポケモン:ミュウツーでした。 しかし自分がどうしてい生まれてきたのか? そして自分を創ったのが人間であり、アイデンティティに疑問を持ったことから、その施設を破壊、そして彼の王国を建設していき、ポケモンバトルを開催するとなって行きます。
しかしそれは彼独自のルールであり、そして壮大な野望を持っていました。
今作は、リメイクなんですが、当時リアルタイムで見た人たちは、もしかしたら自分の子供たちと一緒に見る事になっているかもしれませんね。 親子2代でみるポケモンかもしれません。
でも、なかなか深いテーマであり、クローンであっても誕生した命がどれもが等しく大事という、いいテーマが流れていますね。 クローンのポケモンはどこに行くのか?誰にも邪魔されない世界を見つける事が出来るんでしょうかね?