anttiorbの映画、映像の世界

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2015年作品、デヴィッド・ヤロヴェスキー監督、ガブリエル・バッソ キャスリン・プレスコット ヤコブ・ザッカー ガブリエル・ウォルシュ ショーン・ガン出演。

いろんな映像がフラッシュバックしていた。
アメリカ・カリフォルニア州。若い男性が目覚めると、黒い壁に白い字で「思い出すこと」と書かれていた。
確かに若い男には、記憶が一切なかった。 手鏡で自分の顔を見ると、黒い液体が顔にところどころかかっている。 口の周囲にも目の周囲にも黒い液体、顔には何かイボ状のものができている。 身体にもそのイボ状のものがあった。
思い出そうとした男は、財布に入った免許証で、自分がアダム・ゴールドスタイン(ガブリエル・バッソ)だと知る。 横には 「モンスター」と書かれた部屋もあった。 その部屋の扉は木で封じてある。
クローゼットを開けると、頭部をラップで巻かれた女性の遺体が見つかるのだった。その女性を見た瞬間、アダムの頭の中にロシア語が流れた。 アダムは、自分がロシア語を話せるのかと混乱する。 ラップを取って女性の顔を見ると、ジェス(ガブリエル・ウォルシュ)だと思い出した。
と同時に、自分の親友の男性・クラーク(ヤコブ・ザッカー)の存在も思い出す。 クラークとジェスは恋人同士だった。
ジェスという名前を壁に書いていると、アダムの頭の中に別の人の記憶が入り込んでくるのだった。 びっくりしたアダムは 「俺以外の人間の記憶」 というのもメモする。 アダムは自分の親友・クラークのことを思い出そうとした。
その時点で、自分がサマーキャンプの指導員として、この山小屋に来たことを思い出す。 アダムはクラーク、クラークの恋人・ジェスと一緒に、イエロージャケット・キャンプ場で指導員としてバイトしていた。 少年少女を相手にしていたのだった。
そこでアダムたちは、おふざけで同じ指導員のケイティ(キャスリン・プレスコット)という女性にケガをさせてしまったのだった。
ケイティは可愛らしい女性で、アダムはケイティと恋に落ちる。 それらのことを、アダムは思い出していくのだった・・・

いきなり汚れた顔、血まで着いている。 そして記憶が・・・
監督はデヴィッド・ヤロヴェスキー、今作が初監督でしょうか。
主演はガブリエル・バッソ、「SUPER 8/スーパーエイト」 に出演していました。
ケイティ役でキャスリン・プレスコット、ドラマ出演が多い女優さんのようですね。

物語は謎の多い出だしで始まります。 血のような、ドロのような、そんな顔をした自分、そして記憶がまったくない男。 しかしところどころに言葉が書いてあります。いったい誰が書いたのか? しかしこれは何らかの自分の助けになると思い、その指示通り行動を開始していくと、徐々にではありますが、記憶が蘇ってきます。
しかし一人の女性の死体も発見します。
しかし記憶はどうやら自分だけではない事がわかってきます。

今作は、なかなか時間軸が難しい作品ですね。記憶を追っていく物語であるとともに、ホラーであり、ある意味ゾンビ的な作品でもあります。 人体実験的な作品であり、元に戻ることもある。 グロテスクな部分もあり、推理ドラマでもあります。

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4人である場所に行っていた

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そして何かに感染して

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自分を失っていく

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そして凶暴に

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これは何かの実験なのか?

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