anttiorbの映画、映像の世界

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四国R-14


北海道のテレビ局でディレクターとして勤める上島(音尾琢真)と藤木(森崎博之)は、上司の小宮(安田顕)から 「地方局の友人が製作したのを見て、うちでも作れると思った」 とドラマ制作の話を持ち掛けられる。
半年前に四国・円上寺金剛院での番組ロケで発生した怪奇現象を思い出した藤木は、その真実を解明するために再び四国へ訪れ、共に現象へ遭遇したタレントの大沼(大泉洋)と真実を探る事を決意。 四国行きを敬遠していた大沼に対しては 「香川県パブリシティロケを行う」 という建前で説得し、ロケへと向かった。
藤木と上島は、本当の理由を知らない大沼と共に飛行機で四国へ到着する。 宿で夕食を食べた後、大沼に藤木が突然お遍路の白装束を渡し、外出を促した。 大沼は藤木の行動・発言に対して不信感を覚えると共に、「四国に連れてきた本当の理由」 を問いただす。
すると、藤木はこれまで説明してきた 「四国に来た理由」 が全て嘘であることを認め、大沼に対して詫びると共に初めて本当の理由を話し、3人は怪奇現象が発生した場所を再び訪れたのだった・・・

ご存知、「水曜どうでしょう」 で、結構マジのドラマが制作されたのが四国R-14です。
監督は藤村忠寿水曜どうでしょうディレクターであり、初めはカメラの前には立たなくて声だけでしたが、だんだんと顔出しするようになり、いまや舞台や映画出演さえあります。 出演作は 「幕が上がる」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12783993.html 「猫は抱くもの」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15580849.html 、もちろん一部分ですが、注意してみるとわかります。
脚本は嬉野雅道、彼はもっぱら初期はカメラを回していました。 近作では、旅に同行して、ディレクター業務に集中しているということです。 今作は彼が書いた本なんで、彼の役が主演となっています。
主演は音尾琢真、TEAM NACSで一番年下ですが、最近はいろんな作品に出演しています。 「孤狼の血」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15517141.html そして公開中の 「検察側の罪人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15654207.html にも出演しています。
そして森崎博之、TEAM NACSのリーダーですが、あまり東京にくることがなく、地元北海道中心の活動をしているので、一番顔が売れていないかも知れません。 それでも映画出演は、「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15414160.html 「愛を積むひと」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13186903.html に出演しています。

さてこれはホラードラマ、発想は 「四国八十八ヵ所II」 で起きた怪現象から発想をえたお話になっています。 ドラマ制作の話から、誰が脚本を書くということになり、上島に何気なく頼む藤木、彼の頭の中に浮かんだのは、ドキュメンタリー形式のドラマを作ろう、そしてあの謎の現象が起こったあそこからヒントを得るんですね。 しかし彼の妻は霊感があり、四国に行った後の夫がちょっとおかしいことに気がついていました。
この作品は、DVD化になると藤村Dがいっていましたが、なかなか実現しませんね。今作は、知り合いから拝借してみることができました。 また今作は、「水曜どうでしょう」 の不動のレギュラーの“ミスター”=鈴井貴之が出演しない作品にもなっています。
しかししっかりホラーオチもあり、なかなかの名作ですよ。

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ドラマ制作の話が

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どういうドラマにしようかと二人は考え始める

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そして上島が脚本を

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大沼を連れて四国へ

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そしてあそこに再び

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