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武曲 MUKOKU

2017年作品、熊切和嘉監督、綾野剛 村上虹郎 前田敦子 片岡礼子出演。

海と緑の街、古都・鎌倉。 剣道五段の腕前を持つ矢田部研吾(綾野剛)は、幼い頃から剣道の達人だった父(小林薫)に鍛えられ、その世界で一目置かれる存在となった。
ところが、父にまつわるある事件から、研吾は生きる気力を失ってしまう。 アルコール漬けで自堕落な日々を送り、駅ビルの警備員をしながら細々と生きる研吾。 母は既に亡く、かつて “殺人剣の使い手” と言われた父は病院で植物人間状態であった。
そんななか、研吾のもう一人の師匠である光邑師範(柄本明)が彼を立ち直らせようと、ラップの作詞に夢中な高校生・羽田融(村上虹郎)を送り込む。 実は彼こそが、本人も知らない恐るべき剣の才能の持ち主だった。 研吾は融に父と同じ “天性の剣士” を見る。 光邑師範の教えにより、二人は人間として、剣士としての精進を積んでいくが…

これは劇場はスルーしてしまった作品でした。
監督は熊切和嘉、「ディアスポリス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%C7%A5%A3%A5%A2%A5%B9%A5%DD%A5%EA%A5%B9 という作品の映画、そしてテレビ作品も手がけてました。
そして村上虹郎、「銃」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15777140.html は彼の魅力がいっぱい詰まった主演作品でした。

物語は、剣道を通じた男の物語です。 剣道五段、もちろん強い剣士の矢田部ですが、今の彼はただのアルコール中毒の男にしか見えません。 剣道から遠ざかり、女癖も悪く、警備員をして生活をしています。
一方、羽田は、ただの高校生でしたが、意識しないで剣の才能がありました。 喧嘩の場所で剣道場に連れてこられたんですが、鋭い突きで相手をのしてしまうんですね。 その姿を見た光邑師範が、彼を鍛えていくんですね。 意外に従順な羽田ですが、彼は矢田部のことを知ってしまうんです。

今作は、冒頭で衝撃的なシーンがあるんですね。 そのシーンから、矢田部がこうなってしまった事が半分わかります。 そして劇中に、その後の姿がこうなってしまったもう半分がわかるんですね。
無骨な作品ですが、地味でも骨太の作品だったと思います。

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天才剣士の矢田部研吾

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しかし今は酒に溺れていた

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羽田融の素質を見抜く

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光邑師範は彼を手元に置き鍛える

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そして戦うことに

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雨の中激しい戦いが

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