anttiorbの映画、映像の世界

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亜人(実写版)

2017年作品、本広克行監督、佐藤健綾野剛玉山鉄二城田優、川栄梨奈出演。

2017年東京。 病気の妹を救うため、日々勉学に励んでいた研修医の永井圭(佐藤健)はある日、交通事故で死んでしまう。 しかしその直後、肉体が復活し、圭は生き返る。 圭は絶対に死なない新人類・亜人だった。 亜人であることが発覚した圭は、警察や懸賞金目当ての人間に追われ、亜人研究施設に監禁され、非人道的な実験のモルモットにされてしまう。
そんな圭に手を差し伸べたのは、同じく亜人の佐藤(綾野剛)という謎の男だった。同じようにモルモットとされていた田中(城田優)とともに進入した佐藤は、警備の人間を撃破、そしてとうとう彼が縛り付けられている部屋に進入、人体実験を行っている研究者を襲撃する。
そして永井圭に対して仲間にならないかと勧誘をする。 一緒に亜人自治を認めさせる戦いをしようと誘われる。 しかし永井は佐藤に対して何か自分とは違うものを感じ、その誘いを受けず、まずはこの施設からの脱出を試みる。
共闘を拒否された佐藤は、永井さえも攻撃をするが、からくも脱出した永井は、川に流されある集落にたどり着き、親切な老女(吉行和子)に面倒を見てもらう。
しかし永井圭が気がかりだったのが、生まれつき病気を持っていた妹の慧理子(浜辺美波)だった。 そして佐藤はやはり彼女を襲撃してくる。 しかしそこには亜人対策の責任者・戸崎(玉山鉄二)のボディガード・下村泉(川栄李奈)がいて、田中から発した黒い幽霊の戦いが始まり、彼女のおかげで襲撃を何とかかわすのだった。
そしてとうとう佐藤は日本に対して宣戦布告をしてくるのだった・・・

アニメ版3部作が秀作だったので、実写版は分が悪いのでは? と思っていましたこの作品でしたが。
監督は本広克行ももクロちゃんたち主演の 「幕が上がる」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12783993.html は良くできていましたし、「曲がれ!スプーン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14894144.html は長沢まさみが良かったですね。
主演は佐藤健、「世界から猫が消えたなら」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14145412.html が近作ですね。 そして綾野剛が佐藤役、ちょっと年齢構成が違うなと思いましたが、さすがの演技力で佐藤という謎の男を上手く演じていました。
各役どころはそれぞれ見せ場が良くできていましたが、個人的には川栄李奈が頑張っていたのが嬉しかったですね。
さてアニメ版をそのままやってしまっては面白くない。 そこにすべてをかけていましたね。 まずは厚生労働省襲撃シーン、さらにはラストですね。 3部作ではない始めからある程度1作限りで作ろうとした感じでラストの決着のつけ方が上手かったですね。
でもなかなかのできでしたし、もう1作作ってもいいのでは? と感じましたし、佐藤無しで、永井が今度は攻めるパターンが見たくなりました。

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死なないからだ=亜人だった圭

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彼は佐藤との共闘を拒む

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そして彼は亜人への人体実験を暴露する

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圭の妹・慧理子が佐藤たちに狙われる

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泉が彼女を救う

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亜人対策の戸崎

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