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シャドウ・エフェクト

2017年作品、オービン・オルソン アマリヤ・オルソン監督、カム・ジガンデイ ジョナサン・リス・マイヤーズ ブリット・ショウ マイケル・ビーン出演。

アメリカのシアトル。 州知事で次期大統領の有力候補であるジョン・フランシス(Cullen Moss)が、覆面の男に殺害された。 男は警察が来るまで現場にいた。 爆弾を仕掛けていたのだ。 警察がそのことに気づいた後、すぐに建物は爆発した。
ガブリエル(カム・ジガンデイ)は妻のブリン(ブリット・ショウ)とダイナーを営み、幸せに暮らしていた。 だが、その一方で政治家達を殺す悪夢に苦しんでいた。 料理中に発作を起こし、ナイフを落としてしまうこともあった。
男は海を泳ぎ、標的がいる 「第2の故郷」 と書かれたボートに忍び込んだ。 標的のジャック・ケネス(Mark Ashworth)を絞め殺そうとするが、ナイフを使って抵抗される。 しかも、そこにはジャックの妻もいた。 妻が銃を撃ってきたため、男はジャックと共に海の中に落ちた。 妻は銃を乱射し続け、夫を誤って殺してしまう。 男は爆弾を使って後始末を行った。
ガブリエルはブリンに勧められ精神科医リーズ(ジョナサン・リス・マイヤーズ)の診察を受けた。 ガブリエルは夢で人を殺していること、それが現実のように感じることを話した。 リーズはストレスが原因だと判断し、睡眠不足と不安の解消に効く薬を処方した。
ガブリエルは 「第2の故郷」 と書かれたボートについて、インターネットで検索を掛けてみた。 すると、そのボートで実際に殺人事件が起きていた。 凶器には妻の指紋が付着しており、妻は自殺して亡くなっていた。 ガブリエルは次にシアトルの政治家殺害について調べてみた。 すると、フランシス州知事が殺害されていることが分かった。
発作を起こしたガブリエルは、車に乗っていた男からメモを受け取った。 そのメモを見た後、すぐにライターで燃やした。 その後、ガブリエルは地下鉄で男を線路に突き落として殺害した。 警備員に後を追いかけられるが、人目のつかないところに誘い込んで殺害した。 ガブリエルは涙を流しながら、爆弾を爆発させた。
ガブリエルは自分の行動を把握するため、部屋にカメラを設置した。 そして、知り合いのホッジ保安官(マイケル・ビーン)に会いに行き、ジョンとジャックが殺されたことで誰かが恩恵を受けていることを訴えた。 ホッジ保安官は忙しさのあまりガブリエルがおかしくなったのだと思って相手にしなかった。
ホッジ保安官はガブリエルが危険な行動に出ないよう、部下に見張らせることにした・・・

これはなかなか面白かった、しかし難解。
監督はオルソン兄弟、未公開作品が数作ありますが、この兄弟の作品は見て行きたいですね。
主演はカム・ジガンデイ、「マグニフィセント・セブン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14712290.html にクレジットがあります。
ブリン役はブリット・ショウ、「パラノーマル・アクティビティ5」 に出演していますが、今のところ日本未公開作品になっているようです。
ジョナサン・リス・マイヤーズは 「シェルター」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2893561.html という作品に出演していました。

物語は、いきなりの暗殺シーンから始まります。 さらに今度はヨットの上で第2の殺人。 しかし、リアルなんですが、夢のようで、恐ろしい夢を見た後、彼・ガブリエルは激しく嘔吐します。 現実感が物凄いんですが、あまりにも生々しい。 妻のブリンは、あまりの夫の姿に、心配になり精神科に行かせます。
しかし、だんだん彼が精神を乗っ取られるように謎の男から司令を受け取ると、彼はまた暗殺行動を取り始めます。
そしてとうとう彼自身も怪我をしたり、殺されたりしていきます。
今作は、予想をどんどん覆されていきます。 そして最後はここまで来るか! という決着になっていくんですね。 まあ大胆極まりない作品でした。

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幸せに暮していたガブリエルだったが

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恐ろしい夢を見続けカウンセリングに

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いらつくガブリエル

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妻も尋常でない彼を心配する

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そして暗殺を

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ターゲットを狙う

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