実道憲次(森岡龍)と海野一哉(前野朋哉)は 『エミアビ』 というコンビを組んで、お笑いの世界で頑張っていた。 2人の漫才は売れてきており、徐々に仕事も増えていた。 その矢先、ツッコミの海野が事故で亡くなってしまう。 実道はまだ海野の死が実感できていない。 そのため、10年も一緒に活動していながら、まだ泣けていなかった。
しかも海野が死んだ時に一緒にいたのは、実道が尊敬する大先輩・黒沢拓馬(新井浩文)の妹・雛子(山地まり)だった。 雛子も海野と一緒の車に乗っていて、亡くなっていた。
実道は雛子の兄である黒沢のところへ挨拶に行こうと、若い女性マネージャー・高橋夏海(黒木華)と共に車で行くことにする。 しかし相手は大先輩の黒沢、芸に厳しい人で、今はお笑い界を引退していた。
黒沢の家の前まで到着したものの、実道は困っていた。 なんと挨拶しようかと戸惑っているのだった。 黒沢の現役時代を知らないマネージャーの夏海に、「憑依系の人なのだ」 と説明しても、夏海はピンとこないようだ。 デ・ニーロアプローチ(ロバート・デ・ニーロのように役柄に入りこむ役作りの手法)の説明をしても 「それってどんな色?」 と聞き返される。夏海はは 「デニ色」 だと思っているのだった。
いつまでも車中にいるわけにいかないので、実道は黒沢の家のドアチャイムを鳴らし、中へ入れてもらう。
妹・雛子の遺影に手を合わせた実道は、黒沢と献杯する。 そして通夜にも葬式にも顔を出せなかったことを詫びるのだった。 黒沢は、実道は相方の海野の葬儀に出ていたのだから、それは当然だと言う。
黒沢は実道に 「雛子のことを知っていたか」 と聞く。 雛子はエミアビの熱烈なファンだった。
雛子の顔は知っていたが、雛子が黒沢の妹だったことは知らなかったと、実道は答える。 また海野との関係も知らなかった・・・
しかも海野が死んだ時に一緒にいたのは、実道が尊敬する大先輩・黒沢拓馬(新井浩文)の妹・雛子(山地まり)だった。 雛子も海野と一緒の車に乗っていて、亡くなっていた。
実道は雛子の兄である黒沢のところへ挨拶に行こうと、若い女性マネージャー・高橋夏海(黒木華)と共に車で行くことにする。 しかし相手は大先輩の黒沢、芸に厳しい人で、今はお笑い界を引退していた。
黒沢の家の前まで到着したものの、実道は困っていた。 なんと挨拶しようかと戸惑っているのだった。 黒沢の現役時代を知らないマネージャーの夏海に、「憑依系の人なのだ」 と説明しても、夏海はピンとこないようだ。 デ・ニーロアプローチ(ロバート・デ・ニーロのように役柄に入りこむ役作りの手法)の説明をしても 「それってどんな色?」 と聞き返される。夏海はは 「デニ色」 だと思っているのだった。
いつまでも車中にいるわけにいかないので、実道は黒沢の家のドアチャイムを鳴らし、中へ入れてもらう。
妹・雛子の遺影に手を合わせた実道は、黒沢と献杯する。 そして通夜にも葬式にも顔を出せなかったことを詫びるのだった。 黒沢は、実道は相方の海野の葬儀に出ていたのだから、それは当然だと言う。
黒沢は実道に 「雛子のことを知っていたか」 と聞く。 雛子はエミアビの熱烈なファンだった。
雛子の顔は知っていたが、雛子が黒沢の妹だったことは知らなかったと、実道は答える。 また海野との関係も知らなかった・・・
これは劇場公開は小規模でスルーしたんですね。
主演は森岡龍、「密使と番人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15528373.html に出演しています。
そして山地まり、「人狼ゲーム ロストエデン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15485378.html https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15485350.html に立花みずき役で出演していました。
物語は、人気が出始めてこれからという若手漫才師の片方が突然死んでしまったお話です。
突然相方が死んでしまい、実感が湧かない実道は、飄々とした表情で、一緒に亡くなった先輩の妹のところにお線香を上げに行きます。 同行するのはちょっと変わったマネージャー、しかし先輩の黒沢は、さすがに妹の師を悲しんでいますし、そしてそれを実道にぶつけてくるんですね。
そして、実は死ぬ前に、海野もある事件に遭遇し、究極の笑いを演じています。
ちょっとシュールなこの作品、いくつかのパターンの漫才がみれますが、笑い自体はそんなに笑えませんし、痛々しいと言う感じに仕上がっています。
コメディというよりも、熱血ドラマに近い感じでした。