2006年作品、渡辺裕子 月川翔 大門未希生 加藤直輝監督、浦井百合 インリン・オブ・ジョイトイ 柳憂怜 中泉英雄出演。
「Wrestler Jeanne」
かつて、圧倒的な強さと人気を誇った女子プロレスラー、ジャンヌ(浦井百合)。 しかし彼女はスランプから、酒びたりになってしまう。 そんな時に、白血病の少女から手紙が届き、会いに来て欲しいという内容だった。
かつて、圧倒的な強さと人気を誇った女子プロレスラー、ジャンヌ(浦井百合)。 しかし彼女はスランプから、酒びたりになってしまう。 そんな時に、白血病の少女から手紙が届き、会いに来て欲しいという内容だった。
彼女は少女に会いに向かうのだったが・・・
「見通しの良い道」
その道は、見通しが良いにも関わらず、よく事故が起きる。 どう考えても事故の起こりそうな道なのだが。 そこで彼女が消えてしまう。
男(柳憂怜)は何らかの事件に巻き込まれたのではないかと、目撃者を捜すが、通りかかった女子高校生が、軽トラがよく通ると教えてくれる。 そして彼は張りこみ始めるが・・・
「渚にて」
頼まれた茸を盗み出したスパイ(中泉英雄)を待ち受けていたのは、その命を狙う刺客だった。 からくも追っ手を振り切ったスパイが出会う修道女。 ひょんなことから、茸は修道女たちの鍋の具となり、やがて彼女たちは、辺りを歌い踊る。
一方、追っ手の一味は、スパイを追い詰め、一触即発の港に驚愕の出来事が突如訪れる・・・
この作品は東京藝術大学大学院の学生たちが現代風にアレンジしたオムニバスムービーということです。
監督は4人。
渡辺裕子はその後短編が2本ありますね。
大門未希生はこの1作のみでしょうか?
加藤直輝は、長編を1本、短編を1本撮っています。
私は基本オムニバス作品は嫌いではありません。 特に日本の若い監督の腕試しのオムニバスは見ていて気持ちがいいですね。 この4作の中では、どれもいいですが、やはり1番始めの女子プロレスを扱った作品がいいですね。
主演の浦井百合は当時は現役のプロレスラーですが、2008年に引退をしています。 知らないレスラーですが、この作品のイメージに溶け込んでいました。 物語もよかったです。
こういう企画の作品がまたあれば見たいです。