anttiorbの映画、映像の世界

不定期で、旅ブログも立ち上げます!

かぞくいろ-RAILWAYS わたしたちの出発-

2018年作品、吉田康弘監督、有村架純 國村隼 桜庭ななみ出演。

奥薗晶(有村架純)は25歳で修平(青木崇高)と結婚し、その連れ子・駿也(歸山竜成)とともに東京で幸せに暮らしていたが、修平が突然亡くなり、生活は一変する。修平の死を伝えに、駿也とともに修平の故郷・鹿児島へ向かった晶は、まだ会ったことのない義父・節夫(國村隼)を訪ねる。 しかし節夫は全くそのことを知らなかった。
彼は地元の鉄道の運転士、留守電を全く聞いていなかったのだった。 呆然とする節夫、すぐに近くに住んでいる妹の楠木幸江(筒井真理子)を呼ぼうとするが、二人は疲れきって寝てしまう。
次の日、東京に帰る場所を失った晶と駿也は、鹿児島で一緒に暮らしたいと節夫に頼み込む。 運転士の仕事一筋で家族を顧みずに生きてきた節夫は、突然やってきた晶たちを戸惑いつつも受け入れる。 しかし晶はここで仕事を見つけなくてはならない。
そんな時、父と同じように鉄道好きな駿也が言った何気ない一言から、亡き修平の子供のころの夢であり、また電車好きの駿也のため、晶は節夫が勤める肥薩おれんじ鉄道の運転士の試験を受ける。
血のつながらない息子の母として、そして運転士になるためにまっすぐに生きようとする晶の姿に、節夫はこれまでの人生で見出せなかったことに気づいていく。
大切な人を失った悲しみを抱えた3人は、次々起こる出来事に立ち向かいながら、自分たちなりの家族のカタチを見つけることができるのか…

このシリーズ、https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=RAILWAYS&sk=0 はなかなか良いんですよね。 心に染みるドラマもそうなんですが、鉄道が中心にあるので、自分も多少 “鉄ちゃん” なんで血が騒ぐんですよね。
監督は吉田康弘、「バースデーカード」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14514513.html が近作ですね。
主演は有村架純、「コーヒーが冷めないうちに」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15703817.html が近作ですね。 映画出演が続いています、良いですね。

物語は、いきなり夫の実家に来た妻の晶と、義理の息子の駿也、義理の父の節夫は事情を知らず、留守電も聞かなかった事に晶は激怒します。 しかし、それ以上に疲れ果てていた二人。 そして悲しみよりも、これから生きていく為に晶は頑張り始めます。
それ以上に、晶は駿也の為に、彼を育てる為に、懸命になって行きます。 実は、彼女は一度修平との子供を流産してしまっているんですね。 修平は、友人に騙され借金を背負ってしまい、そこで無理が祟ってくも膜下出欠で急死してしまいます。
そして駿也の生みの親の母も、出産後に死んでしまっています。 そう、駿也は実の両親がもういないんですね。 彼の頼りは、晶だけであり、晶はそんな駿也の気持ちが嫌というほど解っています。

今作は、第3セクター鉄道の経営の難しさよりも、運転士というなり手がなかなか大変な、人手不足の側面も描かれています。 最近は女性運転士も多くなってきていますが、突発的なアクシデントも慣れて行けば大丈夫。 どんどんやる気があればトライしてほしい職業です。

イメージ 1
借金はあったが、幸せな3人だった

イメージ 2
そして二人は修平の故郷へ

イメージ 3
節夫の家に同居する

イメージ 4
修平のように接する節夫

イメージ 5
そして晶は運転士に

イメージ 6
必死に取り組む

イメージ 7