東京の公立夜間中学で長年教師を務める黒井先生(西田敏行)は、生徒たちから愛情を込めて “クロちゃん” と呼ばれる名物先生だ。
2月の寒い夜、黒井先生の担任する3年B組では、生徒たちが卒業文集用の作文を書いていた。 黒井先生は生徒たちを見つめながら、一人ひとりとの思い出を回想していく。
劣悪な家庭環境から非行に走り、シンナー中毒になるほど荒れた生活をしていたみどり(裕木奈江)。 在日コリアンで、56歳になって初めてここへ入学し、読み書きを覚えたオモニ(新屋英子)。
中国人と日本人のハーフだが、日本に来てもうまくやっていけずにいた張:チャン(翁華栄)。 小児麻痺のため言語が不自由な修(神戸浩)。
どんなに仕事で疲れていても、勉強は嫌いだが休まず学校へ来るお調子者のカズ(萩原聖人)。
心を通じ合えない両親への反抗心から、昼間の中学へ通わなくなった優等生のえり子(中江有里)。
そして、現在病気療養のため故郷の山形へ帰っているイノさん(田中邦衛)。
中国人と日本人のハーフだが、日本に来てもうまくやっていけずにいた張:チャン(翁華栄)。 小児麻痺のため言語が不自由な修(神戸浩)。
どんなに仕事で疲れていても、勉強は嫌いだが休まず学校へ来るお調子者のカズ(萩原聖人)。
心を通じ合えない両親への反抗心から、昼間の中学へ通わなくなった優等生のえり子(中江有里)。
そして、現在病気療養のため故郷の山形へ帰っているイノさん(田中邦衛)。
7人は年齢も育ってきた環境もバラバラだが、教師と生徒の垣根を越えて誰にでも分け隔てなく接する黒井先生や、親切な中島先生(竹下景子)たちに支えられ、ここで仲間と学べる日々を楽しんでいた。
そして、今日ここにいないイノさんからは “3月までには必ずよくなって、卒業式に出たい”と書かれたハガキが届いていた。
みんなもイノさんとの再会を心待ちにしていた・・・
みんなもイノさんとの再会を心待ちにしていた・・・
このシリーズは全4作作られました。 まずはその1作目。
監督は山田洋次、とうとう 「男はつらいよ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%C3%CB%A4%CF%A4%C4%A4%E9%A4%A4%A4%E8 の新作を作るそうです。
そしてやっぱり田中邦衛ですよね。 「隠し剣 鬼の爪」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15605500.html に出演していましたが、最近は映画出演がないですね。
今回の舞台は、いろんな理由で教育を受けれなかった大人が通う夜間中学のお話です。 定時制高校ではなく、その前の義務教育の中の中学。 いろんな事情で、ここに来た7人のそれぞれの苦闘が描かれていますが、本人達も、それ以上に先生たちの苦労が偲ばれますね。
でも勉強の大事さは、生徒達はしっかりわかっている、でも生活に流され、苦労もしてなかなか通ってくる事自体が大変なんですね。
山田監督ならではの泣かせ方、山田節です。
夜間中学に通う大人たち
修学旅行も行う
クロちゃんと田島先生
イノさんは彼を頼ってこの中学を見つけた
しかし彼は恋をした
しかし今は郷里に