anttiorbの映画、映像の世界

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きょうのキラ君

2017年作品、川村泰祐監督、中川大志 飯豊まりえ 葉山奨之 平祐奈出演。

岡村ニノン、通称:ニノ(飯豊まりえ)は高校2年の女子生徒。 中学時代にいじめられたことがきっかけで、ニノは人と目を合わすのが苦手になっていた。 高校に入ってからは、大っぴらにいじめられることはなくったが、まだ人と接することが怖く、前髪を長く伸ばして目が外に見えないようにしている。
その日、クラスで肩がぶつかった男子生徒に、ニノは 「死ねよ」 と言われる。 男子生徒に怯えるニノを見た吉良ゆいじ(中川大志)、通称:キラは、その男子生徒を殴る。
ニノはあとでお礼を言いたくて、屋上にいるキラに話しかけるが、上手にお礼が言えない。 でも彼女の言葉は 「死んじゃうの?」 だった。
 放課後、公園でケガをした十姉妹を見ていたキラは、「死にたくない」 と言ってひとりで泣いていた。
「死にたくない、ひとりは嫌だ」 と何度もつぶやくキラを見て、思わずニノはそばに走り寄り 「私じゃ駄目ですか? 私、365日キラ君と一緒にいます!」 と宣言すると、怖くて伸ばしていた前髪をハサミで切るのだった。
キラはそんなニノを見て、あっけにとらてしまう。 ことの発端は、本当は2015年の夏にさかのぼる。
高校1年のニノも、キラと同じクラスだった。 ニノはオカメインコが大好きで、部屋に「先生」 という名をつけたオカメインコを飼っている。 オカメインコは、身体は白くて黄色いとさかがあり、ほっぺたが赤い少し大型のインコ。 手芸が好きなニノは、よく学校でオカメインコの編みぐるみを作っていた。
ある日その鳥の編みぐるみをクラスの女子にからかわれたニノは、思い切って言い返す。 それを見ていたキラが 「すげーじゃん、お前」 とニノを褒め、おでこに 「たいへんよくできました」 と書かれたシールを貼った。
以来、ニノはキラのことを好きになったのだった・・・

出会いのシーンまでですが、この後劇的な展開になっていきます。
監督は川村泰祐、「ガールズ・ステップ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13467324.html を見ています。 「ひみつのアッコちゃん」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11353956.html では不覚にも号泣していました。
主演は中川大志、彼は意外に好きなんですね。 近作は 「坂道のアポロン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15427793.html でも良い役でした。
そして飯豊まりえ、「暗黒女子」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14851279.html 「高台家の人々」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14199521.html に出演していましたが、この作品でイメージが変わるとともに、ちょっと注目女優になりました。

物語は、クラスで他人との接触を避けている女子・ニノと、クラスでは人気者で、目立つ存在のゆいじのお話です。実はニノはずっとゆいじのことに憧れていました。そしてこの事件をきっかけに、ゆいじにたいする思いを実行していくんですね。 ゆいじと365日一緒にいる、そう宣言したニノは、彼が喜ぶことを、必死に実行していきます。 しかしこの後ゆいじと仲の良い女の子、他の学校ですが矢作澪が登場していきます。 そしてゆいじの体のことがだんだんわかってきます。
実は二人は隣通し、だから彼の体のことを少し聞えてしまったんです。 飯豊まりえは、今注目されている女優の一人になっています。 暗い役が多かった印象でしたが、こういう役で印象が変わると、メーンの役にどんどん抜擢されていくのかもしれません。

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暗い存在だったニノ

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家族からは大事にされていたが

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俺の彼女宣言をするキラ

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矢作澪登場

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矢部もキラのことを知る

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そして矢作澪からキラのことを知らされる

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