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ビリオネア・ボーイズ・クラブ


1983年のロサンゼルス。 ディーン(タロン・エガートン)は、自ら自動車販売の事業を立ち上げ、商談を成立させていた。 その商談の場で、偶然にもハリウッド・スクールの同級生だったジョー(アンセル・エルゴート)と再会する。
ジョーは貧しいながらも、教育熱心な両親に育てられ、奨学金でハリウッド・スクールへ入学した秀才だったが、クラスメートに馴染めなかった事から、イジメの対象にされていた。 自信を失ったジョーは、現在は金融関係の仕事に就いていたが、安い給料で働いている。
ディーンは、ジョーの天才的な頭脳に学生時代から一目置いており 「ジョーの頭脳と、自分のコネクションで成功者になろう」 と持ちかけるのだった。
その夜、ディーンに誘われたジョーは、気乗りしないままセレブ達が集まるパーティーへ参加する。 そこでジョーは、ディーンに紹介され、資産家の息子である、チャーリー(トーマス・コックレル)とビルトモア兄弟(ジェレミー・アーヴァイン、ライアン・ロットマン)に金の投資を持ちかけるが、チャーリーやビルトモア兄弟は乗ってこないばかりか、ジョーが、学生時代にいじめられっ子だった事を思い出す。
逃げるように会場を後にしたジョーは、失意のまま自宅に戻ってしまう。 自宅にあったニュース雑誌を手にするジョー、そこには 「パラドックスの哲学」 という、ビジネスに必要な考え方が書かれていた。
次の日、ジョーは 「パラドックスの哲学」 にヒントを得た、金儲けの方法を考え出す。 ジョーに呼び出されたディーンは 「ビルトモア兄弟から融資された」 という、1万ドルを持っていた。 ジョーとディーンは早速、1万ドルを元手に金の取引を開始する。
そして、取引結果が出るまで、ディーンの顧客である資産家のロン・レヴィン(ケビン・スペイシー)の邸宅へ向かい、ジョーはロンを紹介される。 ロンは、ジョーの取引の知識を試すような悪戯を仕掛ける、癖のある性格だった。
ロンの邸宅を後にしたジョーとディーンは、チャーリーとビルトモア兄弟に、金取引の結果を報告する為、会合を開く。 しかし、会合が開かれる直前、利益が出ていた金は暴落し、資産は半分の5千ドルになっていた。
ジョーは機転を利かして、残金の5千ドルを 「利益分の5千ドル」 と嘘を吐き、ビルトモア兄弟に利益として5千ドルを渡す。 ジョーは、チャーリーとビルトモア兄弟に、1週間で50%の利益を生んだと思い込ませ、信用を勝ち取る。
そして、ジョーとディーン、資産家の息子たちは自らの会社 「BBC」 を立ち上げるのだった・・・

さてこれは伝記映画ですね。
監督はジェームズ・コックス、作品を見るのは初めてですね。
主演はアンセル・エルゴード、「ダイバー・ジェント」シリーズ https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%A5%C0%A5%A4%A5%D0%A1%BC%A5%B8%A5%A7%A5%F3%A5%C8&sk=0 「クリミナル・タウン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15660823.html 「ベイビー・ドライバー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15103193.html 次々に主演作が公開される若手のビッグになりつつある俳優です。
さらいケビン・スペイシー、「メン・イン・キャット」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14605289.html が近作ですが、降板した作品もありました。

物語は、若いメンバーで立ち上げ、巨額を稼いだBBCのお話です。 ディーンとジョーのコンビは、金持ちのボンボンを上手く担いで、出資させ、さらに大きな利益率をうたい文句にどんどん出資者を増やしていくんですね。 ここにキーとなる人物がロンなんですね。
ちょっと怪しいにおいのする成金のような人物、胡散臭さいっぱいですが、二人は彼の資金力を当てにして、一枚噛んでもらう事になります。 そして順調に滑り出すんですが。
もちろんこれはそううまくは行きません、そして悲惨な事件も起きてしまいます。 利益率が5割なんて夢の話、つかの間の夢でしたね。

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二人から始まり

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金持ちのボンボンたちとともに

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ディーンの口利きで立ち上がる

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出資者を募るジョー

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そして用心棒まで雇う

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