anttiorbの映画、映像の世界

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ロケットマン

2019年作品、デクスター・フレッチャー監督、タロン・エガ-トン ジェイミー・ベル ブライス・ダラス・ハワード リチャード・マッデン出演。

オレンジ色の悪魔を模したコスチュームを着たエルトン・ジョン(タロン・エガ-トン)は、依存症の互助会に参加する。 アルコール、コカイン、そして性依存や買物中毒等自分が抱える問題を参加者の前で明かす。 エルトンは、会の進行役からどんな子供時代だったのか訊かれる。
レジナルド・ドワイト:レジー(Matthew Illesley)は、母シーラ(ブライス・ダラス・ハワード)と軍人の父スタンリー(スティーヴン・マッキントッシュ)、そして祖母アイヴィ(ジェマ・ジョーンズ)と一緒に暮らしていた。 シーラは派手好きで上流階級に憧れる主婦、スタンリーは兵役で家を留守がち。 夫婦仲は悪く、幼いレジーに目を掛けてくれたのは唯一アイヴィだけです。
ある日、ラジオから流れるエミール・ワルトトイフェルの『スケーターズ・ワルツ』を聴いたレジーは、楽譜無しでメロディをピアノで弾きはじめた。 それを見ていたアイヴィは孫に特別な才能があることを見抜き、レジーは本格的なピアノの個人レッスンを受けることになる。 音楽に夢中になったレジーは、温もりの無い家庭の雰囲気を避ける為オーケストラを指揮し、ピアノで伴奏する自分を想像する。 父が久しぶりに遠征から帰宅。 レジーが「抱きしめてくれないの?」と訊いても、それには答えず自分のレコードに触るなと怒鳴るだけだった。
11才になったレジーは、ピアノの先生から奨学金を得られる十分な才能があるので、王立音楽院のオーディションを受けるよう勧められる。 スタンリーとシーラは面倒くさがり、アイヴィがレジーをオーディションへ送り届ける。
ジーが会場へ入って行くと、試験官がYAMAHAのピアノでモーツァルトの『トルコ行進曲』を弾いていた。 試験官はレジーに気づき、オーディションを始める。 弾いてみるよう促されたレジーは、『トルコ行進曲』を途中まで弾く。 試験官がなぜ弾くのを止めたのか尋ねると、レジーは試験官がそこまでしか弾かなかったのでと答える。 見事合格したレジーは音楽の英才教育を受けます。
学校からの帰り道、レジーは、路上に駐車した車の中で母と見知らぬ男の情事を目撃する。 夜になると両親は口論。父は家を出て行くのだった。 涙を流す孫をアイヴィが慰める。 お別れに抱きしめてもくれないと傷つくレジーに、祖母はスタンリーは愛情表現が下手なのだと答える。
エルヴィス・プレスリーのレコードを手にしたレジーは、ロックに大きな影響を受け、プレスリーの髪形を真似て登校する。 その後、仲間と一緒にバンド・ブルーソロジーを組み小さな店で音楽活動を始めるようになる。
そしてこれが彼のデビューにむけての第一歩になるのだった・・・
 
赤裸々な伝記映画、そしてミュージカル仕立てでした。
監督はデクスター・フレッチャー、監督作品を見るのは初めてのようです。 出演作としては「キック・アス」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6438038.html を記事にしています。
主演はタロン・エガートン、「キングスマン」シリーズ https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%AD%A5%F3%A5%B0%A5%B9%A5%DE%A5%F3 で主演を張っています。 今作は歌声も素晴らしいですね。
この後出てくる親友で、作詞担当のバーニー役はジェイミー・ベル、「リヴァプール、最後の恋」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15926349.html のピーター役は良かったですね。
 
物語は、厚生施設に奇抜な衣装で突然現れるエルトン。 そして彼は今までのいたちを話し始めます。 少年期、彼は愛情に飢えていました。 しかし、類希な音楽の素質があったんですね。
 
今作は彼の伝記映画、後半は少し描ききれない部分もありましたが、世界的なスーパースターになった後、寂しさ、やはり愛情に枯渇していた彼を待っていたのは、行き詰まりというか、破滅に近い状態でしたね。
ゲイである事は、今は誰もが知っていますが、若い頃はカミングアウトが出来ない時代だったということですね。
禁酒して28年、おそらくドラッグからも距離を置いていることでしょう。
 

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この衣装でカウンセリングにいくエルトン

 

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幼いころを振り返る

 

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音楽の才能を見つけ祖母が送り迎えをする

 

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しかし父は冷たく愛情がなかった

 

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そして音楽に道に

 

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そして彼と出会う

 

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