anttiorbの映画、映像の世界

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ブレイン・ゲーム

2016年作品、アフォンソ・ポイアルチ監督、アンソニー・ホプキンス アビー・コーニッシュ コリン・ファレル ジェフリー・ディーン・モーガン出演。

不可解な連続殺人事件がFBI捜査官の頭を悩ませる。 町に蔓延る 「悪」 の存在、しかしその僅かな片鱗さえ掴めないでいる。 FBI捜査官のジョー・メリーウェザー (ジェフリー・ディーン・モーガン)は、相棒のキャサリン捜査官(アビー・コーニッシュ)の返事も待たず、とある人物に捜査の協力を依頼する。
そこは外見は廃屋のような家だったが、中は小奇麗になっていたが閑散と静かだった。 現れたのは、白髪の初老の男性、元FBI捜査官であったジョン・クランシー博士(アンソニー・ホプキンス)は、娘の死をきっかけに世間から閉じこもり、隠遁生活を送っていた。 そして親友の頼みの捜査協力を拒む。 しかし、彼は不吉な映像をキャサリンから見てしまう。 そして拒んでいた彼は殺人現場に訪れ、超能力で犯人を探る決心をする。
特に収穫がなかったかのように振る舞うジョンを見て、ジョーは疑問に思い、2人でご飯を食べに行く。 娘の死去以来、妻のマーリー(マーリー・シェルトン)との仲が悪くなったと言うジョンに仲直りを求めるジョーだが、ジョンは話を流してしまう。
そして、また殺人事件が起こってしまう。 警察署に自身の犯行を克明に伝えてきた通報があった。 訪れてみると、そこには4時16分と書かれたメモそれはまさしくジョー達3人が訪れた時間だった。
部屋の奥に入ると、花びらが浮かぶ浴槽に浸かったまま、同じ手口で殺されている女性の姿がある。 ジョーに 「出来るか?」 と聞かれ、了承したジョンが、被害者の体に触れると、今まで断片的にしかわからなかったジョンの能力が、ここで明かされる。
彼には、“触れた人の行動を見ることができる特殊能力” があったのだった・・・

これは殺人自体にもう一ひねりあるんですね。
監督はアフォンソ・ポヤルト、もう一作監督作品があるようですが、初見の監督です。
キャサリン役でアビー・コーニッシュ、「スリー・ビルボード」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15373632.html に出演していましたね。
そしてジェフリー・ディーン・モーガン、「ランペイジ 巨獣大乱闘」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15519843.html で政府の特殊チームの担当役でした。 今作は味のある捜査官でしたが。

物語は、連続殺人事件が起こります。 しかし死体はほぼ即死、それも首の後ろを一刺しなんですね。 苦しむ事もなく、一瞬のうちに殺されている感じです。 そして一切痕跡を残していない、ただ殺人という事だけがわかります。
そして何かを感じたジョーは、昔の仲間ジョンに助けを求めます。 彼は特殊能力があり、難解な事件を今まで解決してきましたが、大事な娘を失い、退職をしています。 しかし今回の事件は彼抜きでは解決できない、そう感じたジョーは、無理を承知で部下のキャサリンを連れ向かいます。 
キャサリンは目に見える事しか信じない、そしてジョンはあることから、この犯人は常人ではない事に気がつきますし、なぜ自分がいるのかもわかってきます。
このお話は、ただの推理サスペンスと、超常現象作品ということだけでなく、安楽死尊厳死の問題にも触れているんですね。 犯人の考えに共感はできないところですが、ただの連続殺人鬼ではない事は感じます。

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今回の事件に必要なのは

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彼だった

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しかしキャサリンは彼の力を信じられない

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しかし彼の捜査は適格だった

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そして犯人の目星をつけ

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犯人が現れる

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そして彼は驚くべきことをしていた

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