第25話 硝煙弾雨 BARRAGE
捕らえられていく9課のメンバーを救うため、奔走する荒巻(阪脩)。 草薙(田中敦子)のセーフハウスで、追っ手の待ち伏せにあうバトー(大塚明夫)。 そして、窮地を救うために駆けつめるタチコマ達(玉川紗己子)。 多大な犠牲を払いつつも、草薙と共に脱出を図ろうとした、まさにそのとき―。
第26話 公安9課、再び STAND ALONE COMPLEX
薬島幹事長逮捕の知らせを受け、義憤の念に駆られるトグサ(山寺宏一)。 自分たちが信じてきた正義とは、いったい何だったのか。 それを確かめるかのように、トグサは銃をポケットに放り込み、検察や報道陣であふれかえる与党本部に向かうのだった。
この25話は泣けるんですね。 何に泣けるかって、言うまでもなくタチコマたちなんですね。 もう彼らは重要な9課のメンバー、しかし彼らは9課から外され、何機かは処分され、数機はいろんなところで再利用されている。 介護関係の仕事をしている機が中心に描かれていますが、色も塗り替えられたりして今の仕事に従事しているんですね。
でもそこに飛び込んできた9課にたいする報道、それを見て彼らは、残っている数機で、バトーを助けに行くんですね。 そこには自己犠牲の精神が、そう、もうそれは人間の感情となって行きます。 タチコマたちの活躍で、何とか生き延びたバトー、そして素子でしたが。
そして最終回、トグサだけが、一切の情報を遮断され、彼に残っているのは、ぶつけようのない憤りだけなんですね。 しかしそこには新たな展開が待っていました。
次のシリーズにつながるエンディングに、セカンドシーズンに大きな期待を持たせる最終回でしたね。