タマミ(安藤瞳)は一人で、森の中に入ろうとしていた。 歩数を数え、方向を定め、一生懸命だった。 そして奥に入って行き何かを探していたが、それは見つからない。 お弁当を食べてうつらうつらしてしまった時、なにやら声が聞えてきた。 そして丸い物体が顔を覗かせてきた。
実は、名を返すため福音の森へ夏目(神谷浩史)とニャンコ先生は来ていたのだが、女子高生のタマミと出会ってしまったのだった。
そこは人間が滅多に入ることができない異界の森。 夏目はタマミを森の出口まで送ろうとするが、タマミは白いフクロウに頼まれてここへやって来たという。
その白いフクロウとはタマミが数日前に助け、足に付けていた赤い石のリングをつけ直す前に飛び去ってしまったが、昨夜見た夢の中に現れたフクロウから森まで石を返しに来て欲しいと言われて、やってきたのだった。
そこは人間が滅多に入ることができない異界の森。 夏目はタマミを森の出口まで送ろうとするが、タマミは白いフクロウに頼まれてここへやって来たという。
その白いフクロウとはタマミが数日前に助け、足に付けていた赤い石のリングをつけ直す前に飛び去ってしまったが、昨夜見た夢の中に現れたフクロウから森まで石を返しに来て欲しいと言われて、やってきたのだった。
そして3人はお互いの探し物を捜す為に一緒に行動をするのだったが…
さてこれで夏目友人帳のお話は映画も、特別版も含めて本当にコンプリートです。
今回は、いきなり初登場の女子高校生が登場します。 一心不乱に歩数を数えながら森に入っていく、そしてニャンコ先生に、そして思いっきりしゃべるところに出会ってしまう。
妖怪がうろうろする不気味な森、しかし彼女は怖いという気持ちを超えて、必死にあるものを返す為に森に入って来たのでした。 夏目ははじめ妖怪かと思います。 それはこの森に人間がいるはずがないと思ったから。 しかし事情を聞くと、一緒に行動をしようと思います。 彼女を危険な目に合わせたくないから。
そして始めに捜しているものが見つかるのが夏目でしたが。
これもちょっと儚い物語ですね。 真面目で実直な少女・タマミ、普通に出会ったら良い友達になれそうな良い女の子でした。 しかし出会った場所が場所なんで、夏目は名乗る事をしません、もう夏目は人間と妖怪と、できれば棲み分けをすることが幸せだということがわかっている、悟っているんですね。
ちょっと悲しい気持ちですが、両方の狭間にいて苦労している夏目はある意味達観しているところもある、成長しているとでも言うんでしょうか?
たった一人でこの森に入って来たタマミ
丸い物体が!
夢だと思い込ませ弁当を乗っ取る
そして夏目とも出会う
ふくろうとの約束で