待ち受けていた柴は30歳年下の麻衣(荻野目慶子)と同棲しており、2人がよく出掛けるディスコのマネージャー、角町(木村一八)が今度の仕事の仕掛け人だった。 角町は自分のライヴハウスを持つために5千万円を必要としていたのだ。 計画は洞爺湖の温泉ホテルの売上金2億円を運ぶ現金輸送車を襲うというもので、角町が加わることに神崎は難色を示したが、計画は実行され成功、4人は廃屋になっているレストラン跡にたどり着いた。
しかし2億円入っているはずのジュラルミンケースにあったのは、たった5千万の現金だけだった。 イラつく角町、失望の井村をよそに神崎がそれを4等分し始めたとき、切羽詰まった井村が血迷い、銃を片手に狂ったように札束をかき集め始めた。 そんな井村を神崎が諭した瞬間、角町が銃を発射、井村は即死し、柴も重傷を負った。
柴を背負いからくも逃れた神崎は、身を案じて廃屋へやってきた美里の車で現場を離れた。 柴は計画を知る麻衣を角町が襲うのではないかと案じたが、実は麻衣は柴を裏切り角町と組んでいたのだった・・・
この作品もチラッと樹木希林さんが出る作品です。
そして木村一八、「GONIN」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13492399.html を記事にしています。
物語は、強盗を生業としている男たちのお話ですね。 神埼と紫は元気で、何かネタがあればと思っていますが、井村は精神を病んでいるんですね。 でも金が必要で、この話に乗ってきます。
そしてもう一人、ディスコを自分のものにしたい男、角町が一枚かんできます。 初めは相手にしないそぶりを見せますが、なかなか度胸が据わっていそうなんで組むことに、しかし2億円だと思った現金は4分の一の5000万円、井村もショックでしたが、それ以上に角町が、これがすべてあればということで反逆をします。
彼にはヤクザからの借金があり、どの道金を作らないと命がないんですね。
しかし生き残った神埼は怒り心頭、さらに麻衣も絡んで壮絶な逃亡劇、探索劇になっていきます。
結構見所のあるアクション、さすが深作作品ですね。
現金強奪まではうまく行ったが
間一髪逃れた神埼
美里に助けられ
しかし二人はつるんでいた
殺し屋の野地画やくざに雇われる