日本人の父と韓国人の母の間に生まれ、アメリカで育った吉岡(シム・ウンギョン)は、ある思いを秘めて東都新聞の社会部記者として働いている。
そんなある日、彼女のもとに大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届く。 その真相を究明するため、早速、吉岡は調査を開始。
愛する妻(本田翼)の出産が迫るなか、杉原は尊敬する昔の上司・神崎(高橋和也)と久々に再会するが、その数日後、神崎はビルの屋上から身を投げてしまう。
真実に迫ろうともがく女性記者と、“闇” の存在に気付き、選択を迫られる若手エリート官僚。 そんなふたりの人生が交差するとき、衝撃の事実が明らかになる…
リアルな話なのか、それともあくまでも空想の物語なのか?
主演はシム・ウンギョン、彼女といったら韓国のコメディエンヌのイメージが強いですね。 「ときめきプリンセス婚活記」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15823622.html 、「怪しい彼女」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15151228.html 「サニー 永遠の仲間たち」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10993315.html 明るい作品が多かったんですが、今作の彼女は。
そして松坂桃李、「居眠り磐音」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15962983.html が最新の主演作でした。
物語は、日韓のハーフの女性吉岡エリカという新聞記者と、内角調査室の役人杉原のお話ですね。 東都新聞社会部の記者の吉岡は、父もジャーナリストでした。 しかし誤報を書いたことで自殺をしたということになっていました。 でも彼女は父はそんなことで自殺をするようなジャーナリストだとはおもっていません。
一方の杉原は、外務省にいたんですが、内閣調査室に異動になり、国民に対する情報調査の仕事をしていました。 上司の命令をそつなくこなすことで、信用されている杉原、しかしなんとなくいまの仕事に漠然と疑問も持っていました。 しかし身重の妻がいることで、目の前の仕事に没頭するしかありません。
そんな時、謎のFAXが吉岡のものとに届きます。 その表紙は羊が書かれており、目のところは真っ黒でした。 そしてその内容は政府主導で大学院を作る計画でした。 しかしそれは立ち消えになったはず、そして彼女はこの匿名の情報に関わった行きます。
今作は、内調と呼ばれる政府直轄の機関:内閣調査室こそが、日本をある方向に導いているという感じなんですが。
確かに昔のように、マスコミと野党が調整弁となり、与党の見張り役をしている時代ではなく、一党独裁の様相で、派閥も有名無実、総理の権限が大きくなり、マスコミさえ、政府のちょうちん記事しか出さなくなっています。
鑑定に権限は確かに強くなっている感じはリアルですが、ここに描かれている有事の際を想定したようなきわどいことをしているほど、したたかな国家機関ではないとも思われるんですが。
ある意味頼もしい強い国家権力、核をもてないならば、これしかないかもしれませんね。
日本で新聞社に勤める
日韓のハーフの吉岡
彼女に謎のFAXが届く
一方杉原は内調で働く
しかし自分の仕事に疑問を持つ中
吉岡と協力する
そんな中、子供が生まれる