anttiorbの映画、映像の世界

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劇場版 若おかみは小学生!


小学6年生の “おっこ” こと関織子(声:小林星蘭)は、父(薬丸裕英)と母(鈴木杏樹)と3人暮らしだった。 しかし、3人で出かける途中、対向車線から飛び出してくる大型トラックが、おっこは一人車から外にはじかれ、ボンネットの上に着地したのだった。 その時、少年の姿が見えたおっこだったが。
そしておっこは、交通事故で両親を亡くし、お婆ちゃんの関峰子(一龍斎春水)が経営する旅館 “春の屋” に引き取られる。 しかしそこでなにやら声が聞えてくる。
他の人には見えないようだが、少年の姿がおっこだけには見えるのだった。 彼は、旅館に昔から住み着いているユーレイのウリ坊(声:松田颯水)だった。
そして、お婆ちゃんや旅館で働く仲居の田島エツ子(一龍斎貞友)、料理人の康さんこと蓑田康之介(てらそままさき)に紹介を受けているとき、ウリ坊に乗せられるように、女将になると言ってしまう。 跡継ぎ問題を抱えていたおばあちゃんは驚きとともに、嬉しさがにじんでいた。
しかし、おっこの気持ちはまだぐらついていたが、ここでの生活をするということは、少なくとも旅館の手伝いをするということで、さっそく修行が始まるのだった。
そして、地元の学校にも通い始める。 そこで、花の湯温泉で一番豪華な旅館・秋好旅館の跡取り娘・秋野真月(水樹奈々)と出会う。 彼女はピンクのふりふりの服を着ていて、クラスで浮きまくっていた。
思わず友達が教えてくれた “ピンふり” と面と向かって言ってしまい、怒らせてしまう。 しかし彼女は責任感があり、何よりも花の湯温泉の一番の旅館を背負う自覚もあるのだった。
そんな彼女のところにも幽霊の美陽(声:遠藤璃菜)がついているのだった。 彼女は真月の姉で幼い頃に死んでしまったというのだった。 さらには、子鬼の鈴鬼(声:小桜エツコ)、も現れ、おっこの若女将修行が始まるのだった・・・

これもテレビシリーズがあったようですね。 いきなり映画を見てしまったのでどうかと思いましたが。
監督は高坂希太郎ジブリ系の作画監督を多くやっていますね。 監督作は 「茄子 アンダルシアの夏」 ですが記事にしてはいません。
主演のおっこを小林星蘭、テレビ作品の 「ふつうが一番 ―作家・藤沢周平 父の一言―」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15373670.html で子供時代の展子役をしていましたね。
そしてウリ坊役で松田颯水、声をあてている作品は記事にしてはいないようです。
真月役で水樹奈々、私は彼女の出演作を 「レイトン教授と永遠の歌姫」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9801964.html しか見ていませんね。 歌手としての圧倒的な歌唱力のほうに惹かれています。

物語は、いきなり両親を失うシーンから始まります。 結構衝撃的な展開ですが、その後明るくお婆ちゃんの旅館に行く関織子、通称おっこには逆に驚きますね。
そこにいたのは、あの事故のときに見た少年でした。
彼は幽霊のウリ坊、この旅館に住み着いているんですね。 そしてお婆ちゃんをミネコと呼ぶんですよね。 そう彼女の幼馴染で、彼女が引っ越してその後に死んでいるんですね。 お婆ちゃんはそのことを知りません。
そしてもう一人の幽霊と、鬼の子供が現れ、おっ子を励ましていくんです。
これはテレビシリーズもじっくり見たいですね。 映画と重複するところもあるのかもしれませんが、映画版では細かいところが説明不足のような感じがしましたから。
でもなかなかのいい作品でした。

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おっこが春の屋にやってきた

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そこにはユーレイのウリ坊がいた

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ピンふりと同じクラスになるおっこ

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そして女将修行が始まる

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同じユーレイのみよちゃん

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そして鬼の鈴鬼

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