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夏目友人帳 第3期 その2

2011年作品、うえだひでひと 高橋秀弥 園田雅裕演出、神谷浩史 井上和彦 伊藤美紀 伊藤栄次声の出演。

第4話
中間テストも終わったある日、夏目(神谷浩史)は西村(木村良平)・北本(菅沼久義)・笹田(沢城みゆき)と一緒に美術館へ出掛ける事になった。 美術館へ行く途中、電車から窓の外を眺めていると、ふと、景色に見覚えがあることに気付く。
それは、親戚中をたらいまわしにされていた幼い頃、少しだけ住んだ事のある土地だった。 そして、その土地では、桜木の上にいた妖怪に、毎日のようにからかわれていた。
妖怪 「また夏が来たか…夏だからといって別にどうという事はない。 人間なんぞただ通り過ぎてゆくだけのもの。 季節と同じなんだ。 あれも夏だったか? 一人だけいたな、見える奴が…」
自然豊かな土地の静かでのどかな小道。 そこに立つ桜木の上で、幾つもの季節を見送ってきた妖怪が、たったひと夏だけその土地にいた少年の事を、懐かしそうに思い出していた・・・
第5話
雨宿りをさせてもらったお礼に、タキ(佐藤利奈)の家の蔵掃除を手伝う事になった夏目と田沼(堀江一眞)。 タキの先祖は昔陰陽師のような事をしていて、更にタキの祖父は見えないながらも妖怪の研究もしていた為、蔵の中は怪しい魔除けグッズなどが沢山収められていた。
タキの祖父は妖というものに惹かれていて、いつか見てみたいと色々研究してて、小さかったタキはこの蔵で色々教えてもらったということだった。 でも、父も母も気味悪がって、ここは私くらいしか出入りしていない。
タキの話を聞いた夏目はちょっと複雑な気持ちになるのだった。 妖怪を見たいと願っていたタキの祖父。 見たくなくもないのに見えてしまう夏目。
窓を開けようと蔵の2階にやって来た夏目は、壁にあった逆さまカッパの絵を誤って剥がしてしまう。 でも、その事は余り気にも留めず掃除を続け、数時間後掃除が終了した。 蔵から出て母屋へ向う3人。 その時夏目は蔵の奥に立て掛けられていた白い着物が、掃除前は三枚掛かっていたのに、今は二枚しか掛かっていない事に気づきくのだった。
第6話
ある日、夏祭りの出店を見に行った夏目は、神社の石段で血の気配を纏った女妖怪とすれ違う。 女妖怪が残した血痕を辿り石段の上のお堂に入ると、妖怪達が血まみれで倒れていた。
悲惨な光景に驚愕する夏目。 すると、突然着物姿の人影が夏目に襲いかかってくる。 咄嗟に襲撃者の腕を引っ掻き抵抗する夏目。 一瞬怯んだ襲撃者が再び手を伸ばそうとした時、倒れていた羽根妖怪が起き上がり、夏目を抱えてお堂から飛び出す。
羽根は 「夏目様、折り入ってお願いがある。最近血を奪われる妖怪が続出している。仲間のためにもアレが何者なのか突き止めたい。力を貸してほしいっ!」 と言ってくる。
助けた少年が 「友人帳の夏目」 と知った羽根妖怪は必死に協力を求めてくるのだった。 しかし、ニャンコ先生井上和彦)は 「手伝ってやる義理はない!」 と冷たく突っぱねる・・・

さて第3シーズンも今後はちょっと山場を迎えるんですが、その前に4話目は昔の思い出の作品。 実は狐の話とこの話は原作ではイレギュラーな短編になっているんですね。 でもアニメではしっかりと作りこんでいるんですね。
そして5話目はちょっと泣けるお話です。あやかしと人間の交流は、夏目だけではなかった。そんなことを知ることができただけでも感動の夏目だったと思います。
そして6話目は前後編、戦いのお話となっています。


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第4話・幼き日々に 木の上の妖

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第5話・蔵にひそむもの タキの祖父の子どものころ

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第6話・人ならぬもの また名取と柊と会う

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