ワシントンD.C.に暮らすアディソン(アンセル・エルゴート)とフィービー(クロエ・グレース・モレッツ)は幼馴染で、恋人にはまだなっていない関係だった。 この日も二人で友人のケビン(ジャレッド・ケンプ)がバイトをしているカフェに立ち寄る。 ここではケビンがいつも奢ってくれる。 いつものを買って店を出る二人、しかしその直後、バイクで来た人物に優等生のケビンが銃殺される。
警察は、事件はチンピラの黒人少年が麻薬を巡るギャング同士の抗争に巻き込まれたものであり、犯人は組織内で始末されたとして、早々に捜査を畳もうとする。
一方その頃、アディソンはシカゴ大学の願書と自己紹介書類を提出した後、フィービーにアプローチをしてそれをOKされたのだった。 SEXをした後この事件を知ったのだった。 アディソンはすぐに現場に向かうと、ケビンの死体が運ばれるのを見てしまう。
ケビンが麻薬に関わって殺されたなどありえないと考えた親友のアディソンは、彼の名誉を取り戻すため、恋人未満の幼なじみフィービーと一緒に独自に事件を追い始める。
しかし警察は証言を取り合わず、学校は大学への推薦状を餌に捜査を牽制するなど、まるで街中が事件から目を背けているようであり、ケビンの両親も息子はこの街に殺されたと口をつぐむ。 違和感を抱いたアディソンとフィービーは、やがて戻れぬところへ踏み込んでいく・・・
クロエをまた見れる作品ですね。
監督はサーシャ・ガバシ、「ヒッチコック」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/9055882.html を撮っています。
そしてクロエ・グレース・モレッツ、「彼女が目覚めるその日まで」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15311969.html に主演で出ていました。 これは面白い役でした。
さて今作は、友達の死の真相を知るために奔走するアディソンのお話です。 どうして撃たれたのか? 初めは警察も教師も、そして生徒たちもただのチンピラの抗争だと思われています。 しかしケビンの本当の姿を知っていたのが自分だと思っていたアディソンは自分ひとりで調べ始めます。
しかし恋人になったフィービーは揺れ動きます。 彼は変人扱いをされ、理解者がいなくなっていきます。 しかしフィービーに目撃者が現れたことから、事態は動いていきます。
この話はたとえ親友であってもアディソンがそこまでどうして入れ込むのかがポイントですね。 彼は父との二人暮らし、最愛の母を失ってから彼の家は少し壊れ始めているんですね。 もちろん父は優しいんですが、経済的にはちょっとつらそうです。
悲しい結果にはなりますが、アディソンは心の決着は付いたということになりますね。
フィービーはケビンと会話、これが最後となる
しかしケビンが殺される
ケビンの死の真相を模索する
でも彼は孤立する
そして危険な方向に