anttiorbの映画、映像の世界

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ディアスポリス 黒く長い腕

2016年作品、茂木克仁監督、松田翔太 浜野謙太 柳沢慎吾 康芳夫 中村達也出演。

某国から逃げてきて日本の名古屋に不法滞在するマウン一家は、中国人留学生葉の家の押し入れでひっそりと暮らしていた。 ある日マウンの妻エイドラは、葉によって娘ソーミョーを幼女売春組織に売られてしまったことを知る。 ソーミョーを連れ葉の元から逃げ出すマウンたちは、組織の追っ手黒長臂:ハッチョンベイ(中村達也)に殺されることを恐れ、久保塚の助けを求めに東京へ向かうのだった・・・

リアルにありそうなお話ですね、これも。
監督は茂木克仁、テレビ版のこの作品で監督をしていますが、多くの作品の助監督の履歴が多いですね。
今作の主だったキャラは中村達也ですね。 ドラマーとしてミュージシャンが主のようですが、俳優としての出演作もあります。 私が見た作品では、「野火」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13901736.html で伍長役をしていたようです。 今作では恐ろしい殺し屋でした。凄味がありました。

今回は、不法入国をしてきた3人の家族のお話です。外国人同士助け合うのか?と思いきや、この匿っている中国人はとんでもない奴なんですね。 確かに一緒にいてはいけない環境なんで、押入れから出てはいけない、トイレも自分のいる時しか行ってはいけない、もし匿っていることがわかったら追い出されるということなんですが、どうやらそれだけではないようです。
そして3人は逃げ出すんですが、彼らを追っている謎の殺し屋がいますし、3人は売られようとしていることがだんだんわかってきます。
日本で何とか金を稼ごうというのか? しかしこの一家は誰も信用できなくなっています。3人を守ろうとする久保塚さえも。
前作は、臓器を取り出す猟奇的な女(男)のお話でしたが、今回は人身売買のお話です。 はたして裏都庁の庇護を受けることができるのか? それは久保塚の戦いを意味しますが。
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押入れに閉じ込められている3人

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久保塚と鈴木

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3人を助けることになるが

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殺し屋が

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こいつをなんとかしないと

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