anttiorbの映画、映像の世界

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キラー・ドッグ


誰も訪れない倉庫で、ドッグファイトのための凶暴な犬の調教が行われていた。 そしてこれはと思った犬に目をかけ、恐ろしいキーラ―ドッグに育てている男(アントニオ・バンデラス)がいた。 そしてとうとうその犬は、その男の部下(オリ・プリファー)に噛みつき殺してしまうほどの獰猛な犬になっていった。
そのしばらく後に、3人の男が逃げ込んでくる。 ステーシー(エイドリアン・ブロディ)、ウォーカー(ジョン・マルコビッチ)とゲージ(ローリー・カルキン)は、ここでしばらく仲間が来るのを待つことになる。
彼らは大金を持っていた。 ここなら人目につかないだろうという事だったが、逆に仲間には目印とするために車を見えるようにしておかなく てはなら なかった。
3人は銀行強盗だった。 その中で一番若いゲージはドラッグ中毒だった。 彼は薬が切れるのを恐れ、倉庫内を物色し始める。 そんな行動ををとるゲージに不安といら立ちを感じるステーシーだった。
ロッカーには、なにやら薬のようなものはあるが、彼の目当てのドラッグはない。 しかし、ロッカーの屋に何やら血だまりと、背の低い黒い影が見えるのだった。 呆然と立ち尽くすゲージ。
一方、ステーシーはベテランの強盗仲間のウォーカーと彼の戻りを待っていた。 殺しておくべきだったか? ステーシーが言うが、年上のウォーカーがなだめ、二人で帰りの遅いゲージを探しはじめる。 しかしロッカー室で立ち尽くしているゲージを見つける。 そして襲い掛かるキラードッグ、3人は何とか逃げ出すが、ゲージは混乱してドラッグが入っているバッグを置いて来てしまった。
我慢をしろと言われるゲージだったが、彼はそれができないほどのジャンキー、そしてバ ッグを取りにこっそり抜け出してしまうのだった。
3人は迎えが来るまでキラードッグの恐怖をしのぐことができるのだろうか?…

ドッグファイト、日本でいう闘犬として鍛えられた犬が、ある意味モンスターのようなお話です。
監督はポール・ソレット、日本公開作品はまだの監督のようですね。 これもNetflix配信作品です。
主演はエイドリアン・ブロディ、「心霊ドクターと消された記憶」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15285934.html が近作となります。
相棒役でジョン・マルコヴィッチ、「バーニング・オーシャン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14888521.html が近作ですが、公開中作品もあります。
そしてアントニオ・バンデラス、近作で記事にしたのは「オートマタ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13967068.html になります。

物語は、銀行強盗に成功したんですが、逃走が上手くいかず、一旦倉庫に身を寄せて仲間の迎えを待つ3人のお話です。 現金強奪には成功したようですが、どうやら3人はしっくりいっていない、特に一番若いゲージという男が危なっかしいんですね。意外にシビアなリーダー格のトレーシーは、そのことを敏感に感じ取り、早めに殺しておくべきだったと後悔さえしています。
案の定ジャンキーの彼は騒動を起こします。 まあとはいっても、いずれはこの獰猛なキラードッグに見つかる運命だったかもしれませんが。 面白いのは、いろんなシーンで犬の目線になるんですね。 そしてこの犬は獰猛なんですが、決して狂っているわけではありません。 何かのきっかけでスイッチが入り、目の前の存在に襲い掛かるんですね。
キャストも豪華で、これが日本未公開というのも珍しいですが、各登場人物の回想シーンが入る、ちょっとのどかなところもあります。

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男は子犬の頃からめぼしい犬を見つけ鍛えていく

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3人は空き倉庫に身を隠す

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しかしそこに

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必死に逃げるが

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彼らは銀行強盗だった

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