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「超」怖い話A(アー) 闇の鴉

2004年作品、星野義弘監督、佐藤寛子  穐葉恭子  寺島進出演。

女子高生二人が、コンビニでこれから集まる時に食べるお菓子を買おうとする。 しかしその一人がなぜか急に怯えだし、「ここには入れない!」 と絶叫をして後ずさりをする。 その瞬間大型トラックに轢かれてしまう。
新垣奈緒佐藤寛子)は、コンビニでアルバイトをしている。 しかしこのコンビニは暗くて、あまり評判が良くない。 露骨にここは変だと言われることがあるが、周りにコンビニ長いので、お客はかろうじてやってくる。
そんなこの店に穐葉涼子(名務涼子)がコンビニにやってくる。 この店をフランチャイズにしようとしていて、前任の担当者の手嶋(寺島進)が事故で大怪我を負い、その後任で来たのだった。 しかしここのオーナー夫婦(高橋修三谷悦代)は、情緒不安定気味で、それも不気味な感じを漂わせていた。 バックルームに閉じこもり、奈緒が店の商品をちょろまかさないか監視をずっとしているのだった。
店舗の商品は絶対変えないと意気込む夫婦、しかし棚卸の必要があると言うと、それはそちらでやれと言われてしまう。 仕方なく涼子は店の在庫を調べ始めるが、これもフランチャイズ化には必要な作業だった。 しかし店の奥の倉庫は何か不気味な雰囲気が漂っていた。
そんな涼子に同情する奈緒は、次第に彼女と打ち解けていく。 この店でまともなのは、奈緒と夜のバイトの小森順平(岩尾隆明)だった。 彼は優しく、引き継ぎの時に何か差し入れてくれる。
その頃、コンビニの周辺では不可解な事件が起こり始める。 会計の合計がゾロ目になった客に降りかかるあまりに理不尽な惨劇だった。 レジの金額が “999” だったり、“666” だったりしたお客に降りかかる惨い事件。
巨大なハンマーを持った包帯男に襲われる者、銭湯で番台のジジィに殴り殺される者、冷蔵庫から出てきた幽霊を包丁で切りつけようとして彼氏に誤爆する者などだった。
夜勤の小森も、フードを被った男に喰われ、精神崩壊を起こしてしまう。
ある時、奈緒と涼子は謎の老女と出会い、あの店が 「呪われた地」 であることを知るのだった…

このシリーズ、これはなかなか面白かったですね。 正直、平山夢明作品は当たり外れがありますが、このシリーズは怖くて気持ち悪いです(^^)
監督は星野義弘、監督はこの1作となっているようです。
主演は佐藤寛子、「土竜モグラ)の唄 潜入捜査官 REIJI」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11166068.html に出演していました。
そして穐葉恭子、他作品出演は見当たりません。
そして小森役で岩尾隆明、OV作品に多く出演しています。

物語は冒頭ショッキングな女子高生の死から始まります。 彼女はいったい何におびえたのか? それは最後に種明かしがあります。
大手コンビニチェーンは、この個人店をフランチャイズ化しようという話を進めていました。 しかし前任者が大けがを負ってしまい、代わりに来たのが恭子でした。
彼女は異様なオーナー夫婦に違和感と不気味さを感じますが、何とかここをフランチャイズ化しようとしていきます。 しかしバイトの二人はまともなのが救いでした。しかし一部のお客がおかしい事、そしてお買い上げ金額が不吉な数字に揃うと、必ず悲劇が起きること、どうもこのコンビニは呪われているようです。
そしてフードをかぶった男が、小森を取り込んでしまいます。 オーナー夫婦はどうやら昔に餌食になったんでしょうね。 しかし、恭子と、奈緒はどうして大丈夫なのか?
ただでさえ深夜のコンビニは怖いですよね。 幽霊、悪霊も怖いですが、一番恐いのは人間な様な気もします。

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コンビニに来た女子高校生、ひとりが・・・

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前任者から引き継いだ涼子

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不気味なオーナー夫婦

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奈緒と涼子は気が合った

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しかしここでは不気味な現象が起きるのだった

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