大杉(香川照之)は自身がきっかけとなって引き起こした苦い経験から、捜査一課の刑事を辞めて私立探偵として探偵事務所を開いていたが、探偵業が軌道に乗ることはなく、妻の恵子(堀内敬子)からも離婚届を突き付けられ、事務所で1人寂しく暮らしていた。
ところがある日、大杉探偵事務所を2人連れの依頼人が訪れる。 一度は追い返そうとする大杉だったが、話を聞くことにすると、1人は日本を代表する大物女優の白石百合(飯島直子)で、もう1人は彼女の所属する芸能事務所の社長兼マネージャーの植田かなえ(片桐はいり)だった。 かなえによると、百合は殺害予告を受けており、実際にここ数日は不可解なトラブルが周囲で増えているという。 そこでかなえは、大杉に百合のボディーガードを依頼し、大杉も百合の美貌と高額な成功報酬に惹かれ、快諾する。
大杉は、表面上は百合の新しい付き人としてともに行動し、百合の現場へと赴く。 依頼を受けてから最初の現場では、芸能界という慣れない世界に戸惑いながらも、百合の楽屋に忍び込んでいた熱狂的なファンを懲らしめることに成功するが、その直後にスタジオから爆発音が聞こえ、駆け付けてみると、百合の持つはずだった小道具が寸前で爆発したという。
さらに、その現場からの帰りに大杉の車で移動していると、明らかに後をつけて来ている車があり、何とか振り切るものの、相手はプロだということが分かり、鳴宮(伊藤淳史)の協力を得て犯人が奥井組の三屋(高橋努)だということも分かる。
その後、百合に大きな仕事が舞い込み、その功績によって百合が映画祭にノミネートされ、その式典に出席することになるが、かなえや大杉は危険だとして百合を止める。 それでも、こんなことで怯んではいられないと言う百合の女優魂に負けた大杉は、自分が絶対に百合を守り抜くと宣言し、やむなく式典への出席を承諾する。
式典の当日、大杉は周囲を警戒していると、百合にライフルの銃口を向ける三屋を発見し、急いで百合のもとへと駆け付けるが、三屋の撃った弾はペイント弾で、大杉に当たるのだった・・・
あれから、大杉は警察を辞めているんですね。
監督は同じく羽住英一郎が務めています。
今作のゲストキャラは、、阿須は飯島直子。 「巫女っちゃけん。」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15368763.html では主人公の母親役でチラッと出演していました。
水崎綾女は、「光」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14952271.html で主要な役をしていました。
物語は、探偵家業をはじめた大杉のお話ですね。 完全に離婚はしていないようですが、妻に愛想をつかされ、ぎりぎり娘はそんな父親のことがかわいそうで、来てはくれますが、なかなか父親を評価するほどではないんですね。
そんな中、大女優と、そこの社長件マネージャーがやってきます。 この事務所は、白石一人で持ってきたような事務所。 しかしそろそろ事務所も、新しい方向性を持つべき節目のときなんですね。 そこに振って沸いた殺人予告、そのことの相談を受け、300万という報酬と、綺麗な白石百合に惹かれ以来を引き受けるんですが。
「MOZU」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=MOZU の暗い世界観から、真逆のコミカルな探偵もの、しかしこれがなかなかテンポ良く見やすいんですね。 映画にするには軽いですが、2時間ドラマではなかなかいいですね。
そしてもう1本作られるんですね。
刑事を辞め探偵になった大杉のところに
白石が依頼に来る
いたずらではなかった
鳴宮の協力を仰ぐ
そして犯人と対決