anttiorbの映画、映像の世界

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ドリーム・クルーズ

2007年作品、鶴田法男監督、木村佳乃 ダニエル・ギリス 蜷川みほ 石橋凌出演。

資産家の斉藤英治(石橋凌)は若く美しい妻、百合(木村佳乃)、顧問弁護士のジャック(ダニエル・ギリス)と3人で東京湾クルーズに出ようとしていた。 英治から飾り物のように扱われていた百合と異国に来た寂しさを抱えたジャックは不倫関係にあり、そのことに気付いた英治に問い詰められるのではないかと不安を抱いていた。
そんな3人を乗せてクルーザーは海へと出ていく。 夜になり海が漆黒の闇と化すと間もなく、何かがスクリューに絡まったようで、船が停止してしまう。 すると英治は、ジャックに対してスクリューに絡まったものを取り除きに行くよう命令する。 しかし、ジャックには少年時代に弟、ショーンを海で亡くしたという辛い過去があり、水に対する激しい恐怖感がトラウマとして残っていた。
その姿を見て、英治が自らスクリューを見に海にもぐっていく。 やはり何かが絡まっている。 それは髪の毛のようなものに見えた英治だったが、急に何かに絡まれ、命綱が切れてしまい、英治は水から上がってこなくなってしまう。 死んでしまった、そう思った百合とジャックだったが、信じられない事に英治が這い上がってきた。
しかし言動が奇妙に変化しはじめる英治。 そしてジャックは、クルーザーに現れるショーンの亡霊に脅えはじめる。 誰に助けを求めることもできず隔絶されたクルーザーの中で、英治の失踪した前妻、直美(蜷川みほ)にまつわる陰惨な事件の真相が明らかになっていく。
そして、失踪したはずの直美が、苦悶と憎悪に満ちた恐ろしい姿に変貌して3人に襲いかかる。 怨念に導かれた“悪夢のクルーズ”、直美の復讐が始まる!・・・

原作は鈴木光司、昔に読んだかもしれませんが短編だったのであまり覚えていませんでした。
監督は鶴田法男、ホラー界の有名監督ですが、実家は映画館だったということですね。
私が見た作品、記事にしているのは 「リング0 バースデイ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12866807.html これも鈴木光司原作ですね。 「トーク・トゥ・ザ・デッド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12988235.html 「POV ~呪われたフィルム~」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12511524.html も記事にしていました。
そしてダニエル・ギリス、記事にした作品はありません。
英治役は石橋凌、英語が堪能なのでキャスティングされたようですね。 「杉原千畝 スギハラチウネ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13708967.html が近作となります。

物語は、小さいころ弟を海で亡くしてしまい、そのことがトラウマになったジャックが、顧問弁護士をしている英治と百合夫婦に連れられクルーズに行くというお話です。英治は再婚で、若くて美しい百合と一緒になりました。 前妻は失踪した事になっていましたが、このクルーズで恐ろしい過去がわかってきます。 ちょっとした英治の、おそらくジャックと百合の間を疑うことから思いついたクルーズ、もしかしたらジャックを殺そうと思っていたのかもしれませんが、それが仇になっていくんですね。
典型的な怨念ホラー、鈴木光司原作らしい作品でした。

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何かに絡まって船が動かなくなる

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そして怪異が起き始める

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そしてとうとう

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英治の恐ろしい姿が

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そして直美が

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