一方、潤は子供から大人の姿(大島優子)に変化し里子の傷を癒すなどSPECを発揮し、里子を監禁する。 そしてセカイ(向井理)とともに自分たちを 「先人類の末裔」 「ラプラスの悪魔」、この世界を 「バブル」 と呼んで現人類の愚かさを見下し、彼らに審判が下ることを語る。
ある夜、当麻の亡き父・天:そら(佐野元春)の親友の湯田:とうだ(遠藤憲一)が当麻の自宅を訪れ、天がパラレルワールドの研究をしその存在を確認していたこと、それを知ったニノマエのクローン開発者・プロフェッサーJからの誘いを断ったために殺されたこと、SPECの存在がガイアの意志によるものという説を主張していたことを当麻に語る。 しかしその話の最中、当麻の祖母・葉子(大森暁美)が何者かに憑依され、湯田を 「裏切り者」 と罵り手榴弾をばらまき爆発させる。
同席していた瀬文に救われ当麻は無事だったが、葉子は死亡、湯田は意識不明と なる。 さらに当麻たちは、引継書によって野々村がシンプルプランを阻止すべく単独で行動していることを知る。
当麻は密かに自分のSPECを使おうとして、能力が暴走する恐怖に怯える。 当麻は瀬文に、SPEC暴走への恐れや、使わなければ刑事としてベストを尽くせない葛藤、自分がSPECホルダーであるために野々村ら仲間を危険に晒すことなどに混乱する気持をぶつける。
瀬文は当麻がSPECホルダーであることを気にせず仲間として大事に思うと伝え、彼女を落ち着かせる。 当麻は瀬文に、自分が道を踏み外した時には撃ち殺してほしいと頼み、瀬文はそれに応じるのだった・・・
さていよいよ最終回前夜の、映画の前編ですね。
今作で本格的に登場にキャラはセカイ役の向井理、近作は 「RAN MARU 神の舌を持つ男」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14603281.html というやはり堤作品です。
さて、いよいよ最終に向かって、どんどん舞台は大掛かりになってきます。 「天」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15543791.html では、御前会議という、日本の裏の首脳たちの集まりでしたが、今作はその規模が世界的になっていきます。 人間とSPECホルダーとの全面戦争の様相を見せていくんですね。
しかし、その中の日本の代表が、その世界の要人をすべて消してしまいます。 手をかざし横に動かすだけで、人を消してしまう。 仮面のしたの顔は声でわかりますが、このSPECはセカイと一緒なんですね。
そして灰女=青池潤といつも一緒にいます。 彼女の能力はあまり発揮されませんが、無から有を生み出すSPECを使う 事が出来るというんですね。 だから病気、怪我の治癒ができます。 彼女はいつもしゃっくりをしている、そのわけはあることからなんですが、それが彼女の正体にも関わってきます。
そして今作ではとうとうあの方の最後となります。 そして黒幕の正体もだんだん明かされてくるんですね。
足に大怪我を負った瀬文
そして謎の女
彼女は里子と消える
二人はとうとう結婚へ
しかし野々村から