anttiorbの映画、映像の世界

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曇天に笑う


明治維新がなされ、武士は無くなり行き場を失くした士族が各所で暴れていた。 ここ滋賀県の大津も例外ではなく、士族の輩が暴れていたが、ここ一体を守っているのが曇家だった。
3兄弟の二男坊空丸(中山優馬)、三男坊の宙太郎(若山輝人)がはぐれ士族の男に立ち向かっていくが、なかなかの大男で、手こずっていた。 そして長男の天下(福士蒼汰)が一喝、男は取り押さえられる。
男が運ばれたところは、監獄島。 ここはそういう士族が集められ、肉体労働をさせられていた。 そしていったんここに入ったら最後出ることはできないと言われている。
“どんな時でも笑っていられる強い男になれ!” この言葉が信条のお調子者、曇天火は、3兄弟の長男で、弟思いで人々から慕われている。 彼は、どんな悪党にも負けない最強の男として村を守りながら、居候の金城白子(桐山漣)と4人で暮らしていた。 白子は、傷を負って倒れていたところを天下が助けた恩で、ここで家のいろんな仕事をするようになり厄介になっている元風魔の者だった。
しかし、この大津に政府の要人・岩倉具視東山紀之)がやってくる。 それはこの大津の地が、300年に1度、曇り空が続く日に世界を滅ぼす破壊の神・オロチ(=大蛇)が復活し、人々に災いをもたらすという伝説があったからだった。 そしてついに曇り空の続く時が訪れ、オロチ復活が囁かれるようになって来ていた。
そしてもう一つ、監獄島には風魔一族の棟梁の風魔小太郎(?)が幽閉されていて、風魔一族の動きが活発になっていた。 彼らは政府から強固な弾圧を受けていたが、彼らはおろち復活を目指す集団で、おろちの力で国家転覆を狙っていた。
そして大津の町も風魔の残党が襲いかかってくる、たまたま天下が不在で、空丸が立ち向かうが彼一人ではどうしようもない。 そこに現れたのは岩倉ともに直轄の部隊・犲[やまいぬ]だった。
5人からなる屈強の力を持つ集団で、隊長をつとめているのが安倍家の末裔・蒼世(古川雄輝)だった。 そして天下が実は元隊長を務めていたが、彼が辞めたことにより、蒼世との間にわだかまりが生じていた。 しかし犲も曇家も、おろち封印には欠かせない役目を持っている家柄であることが昔から伝えられていた。
風魔一族が大津を襲った理由は、ただ一つ、おろちを降ろす存在[器]を探しているからだった。
大津を守る曇家、風魔一族、犲、三つ巴の構造がし烈になっていく…

全く知らないお話、コミックス原作という事らしいですね。
監督は本広克行、「亜人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15170685.html の実写化作品を撮っていますが、これは良かったですね。
主演は福士蒼汰、「ちょっと今から仕事やめてくる」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14947452.html はいい作品でした。 謎めいていましたね。
そして東山紀之、「山桜」 はいい作品でしたが、記事にはしていないようでした。 「エイトレンジャー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?m=lc&sv=%A5%A8%A5%A4%A5%C8%A5%EC%A5%F3%A5%B8%A5%E3%A1%BC&sk=0 には特別出演でした。
そして蒼世やくで古川雄輝、「風の色」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15367321.html では二役をしていました。

物語は、琵琶湖の近くの町に300年に一度現れるというおろちの話ですね。 その度に、前触れとして、太陽が隠され曇天になってしまう。 この地での凶兆なんですね。 そして300年ごとに来るこのおろちを封印するために集う家があるんですが、太古は陰陽術を操る安倍清明がつかさどっていたようですが、時は流れ陰陽の力が弱まり、今は最後の重要なピースを持っているのが曇家という事になっているようです。
そう考えると、犲を辞めても、曇家の力がないと、おろちを封印することは不可能という事になってしまうんですね。 しかし辞めたとはいえ、ここ大津の民を守っている曇3兄弟、岩倉、犲と敵対することではありませんが、どうも考えが少し違うという事みたいですね 。
物語自体は面白い思いますし、ちょっとしたSF作品になっていますが、ちょっと深みが足りない気がします。 個性的なキャストを生かし切れないまま、作品になってしまったことと、少しセットが安普請な感じがしますね。
ハイライトとか、兄弟の絆は描けているだけに、もうちょっと松竹なのか制作サイドがお金をかけていれば、という惜しいところを感じてしまいましたが。

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大津を守る曇家

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三男の宙太郎

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居候の白子

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そして犲

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そしておろちを巡る戦いが始る

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