anttiorbの映画、映像の世界

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リメンバー・ミー

2017年作品、リー・アンクリッチ監督、声の出演:石橋陽彩. 藤木直人橋本さとし松雪泰子磯辺万沙子. 横山だいすけ大方斐紗子中村優月.  雨蘭咲木子.  冠野智美。

ミュージシャンを目指している夫と、その妻がいた。 二人の間には可愛い娘が誕生した。 でも夫はどうしても夢を諦めきれず、二人を残して夢を追いかけに行く。
妻は、帰ってこない夫に頼らず、靴を作り始める。 娘は成長し、結婚する。 そして母は、二人にも靴作りを教え、そしてこの一家は代々靴屋をすることになり、皆靴職人になっていったのだった。
ギターの天才少年ミゲル(声:石橋陽彩)はミュージシャンを夢見ていたが、ある過去の悲しい出来事により、彼の家族には音楽禁止の厳しい掟があった。 ギターを弾くどころか、家で音楽を聴くこともできないミゲルは、それでも、ギターを奏でるのが好きだった。 こっそりギターを弾いていて、彼の憧れは不慮の事故で死 んだ伝説の歌手:デラクルスだった。
彼の今の希望は、まだ人前でギターを弾いたことがないが、家族や友人が集い、故人を偲ぶ 「死者の日」 に開催される音楽コンテストに出ることだった。 こっそりと生前のデラクルスの演奏のビデオを見るミゲル。 彼のギターはなかなかのものだったし、歌声も素晴らしかった。
しかし、音楽禁止の一家、そして祖母のエレナ(磯辺万沙子)に見つかり彼女は激怒し、なんとギターを壊してしまうのだった。
悲しみと怒りに襲われるミゲルは、家を飛び出し、お祭り会場に走り出す。 しかしギターがないとエントリーできない。 そこで、憧れの存在であるデラクルス(ベンジャミン・ブラット)の霊廟に飾られたギターを拝借することを思いつく。 もちろんそれはやってはいけない事だったが、それしかないと思ったミゲルは霊廟に忍び込み、ギターを弾くが、すぐに見つかってしまう。
捕まってしまう!そう思った時、なんとミゲルは体が通りぬけてしまうのだった。 驚いた、ミゲルは外に出ると、なんとそこには骸骨のような故人がいっぱいいた、そしてそれがミゲルには見えてしまうのだった。 自分は死んでしまったのか?
驚くミゲルは、死者の世界に走り出してしまう…

これも長らく、予告編が流れていて、まあピクサーの新作は見なければですね。
監督はリー・アンクリッチ、「トイ・ストーリー3」 がなんといっても代表作ですね。 いつか3部作記事に上げたいです。
主人公ミゲルの声を石橋陽彩、彼は凄いですね。 声優としてもいい感じですが、歌声が素晴らしい
この後出て来るヘクターの声を藤木直人、「ラストコップ THE MOVIE」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14906202.html で俳優として松浦役をしていました。
そして靴屋の創業者のイメルダの声を松雪泰子、「鋼の錬金術師」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15273206.html ではラスト役でした。 綺麗で怖い役でした。

物語は死後の世界に行ってしまったミゲルのお話ですね。 どうして死後の世界にいってしまったのか? というところが一つ目のキーポイントですね。 どうやら、ギターを盗んで (借りるつもりでしたが) しまったことに対する罰のようです。 それも死者がこの世に帰ってくる、日本でいうとお盆のような日なのが、作用しているのでは?
そして元に戻るためには、死んだ家族の力が必要なんですね。 実は一旦戻ることができるんですが、それをしたのはなんとひいひいバアちゃんのイメルダでしたが、彼女はある条件を出すんですね。 ミゲルはあっさり破ってまた死後の世界に逆戻り、そこでヘクターに会うんですね。
この作品の上手さは、家を出て行ったひいひいジイちゃ んの写真の顔がない事、そして曾バアちゃんのココの存在ですね。 原題が 「COCO」 ですが、これは邦題も良いですが、原題にも味がある感じがします。
さすがのピクサーだと思う秀作でした。 あと、プロレスファンにはにくい小ネタもありましたが(^^)

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ちょっとおバカなダンテ

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ギターを失い、デラクルスのを拝借

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そして死後の世界に

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生きている人間が!

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そしてヘクターと出会う

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