学校で作った工作を持ち、ランドセルを背負った少年・青山重彦が母・良子(松田美由紀)の見舞いにやってきた。 ところが同じ頃、個室ではその良子が臨終のときを迎えていた。 良子の死に夫・青山重治(石橋凌)は涙する。
7年前に妻を亡くし、ひとり息子の重彦を男手ひとつで育ててきた、ビデオ制作会社の社長・青山重治。 ある日、重彦(沢木哲)から再婚を勧められた彼は、友人である映像プロデューサーの吉川(國村隼)に相談を持ちかける。
彼の話に興味を示した吉川は、現在進められている映画の主演女優のオーディションにやってきた女性の中から青山に合った再婚相手を探そうと言い出し、早速オーディションが開始された。
初めはあまり乗り気ではない青山であったが、彼は24歳の山崎麻美(椎名英姫)という女性に惹きつけられ、何度かデートを重ねていくうちに、すっかり彼女の虜となってしまう。 そんな彼の気持ちに応えるように、麻美もまた彼を愛するようになっていった。
「私だけを愛して」 そう囁く麻美に頷く青山。 だが、吉川は彼女の身元が明らかでないことに不安を感じていた。 そんな矢先、麻美が失踪してしまう。 そして、その頃から青山も幻覚に悩まされるようになる。
現実か幻覚か判断のつかぬ世界の中で麻美と再会した青山は、彼女の不幸な生い立ちを聞かされる。 両親の離婚、預けられた伯父夫婦による虐待だった・・・
なかなかのホラーでしたね。 この頃の三池監督は冴えています。
そして椎名英姫、「ヘルドライバー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/7356979.html に出演していました。 ひらがな表記の役名でした。
物語は、妻を亡くして、父と息子の二人暮らしだった重治が、息子の勧めで、再婚をしようかという事になります。 しかし相手がいない、その相手の選び方をオーディションで決めようというんですね。
もちろん面と向かって再婚選びとはいえないんですが、映画の女優選びとしての体裁を取っての嫁選びということになって行きます。 しかし気乗りがいまいちしない重治、その仲で一人これはという女性を見つけます。 しかしこの女性が。
オーディションまでは多少コミカルなんですが、ここから一気にサイコ的な展開になっていきます。 そして監督ならではのグロさも(^^)
女優オーディションの形を取って嫁選び
山崎麻美が応募してきた
しかし彼女の私生活は
そこには謎の袋が
そして狂気の世界が