anttiorbの映画、映像の世界

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ミステイクン

2011年作品、伊藤隆行監督、川島邦裕 河本準一 川田広樹 金田哲出演。

野生爆弾川島邦裕川島邦裕)は、自分の部屋に違和感をなんとなく覚え、カメラを回し始める。 彼はここに越してきて、まだ荷解きも完了していなく、そこここに段ボールが詰まれているが、荷物はさほど多くはない。
寝るためのベッドと、大画面テレビ、そしてテーブル、あとはゆっくり気が向き次第片付けようとしているのか。 そのとき、玄関のベルが鳴る。 宅急便の業者だった。ちょっと意地悪くその男(宮崎吐夢)をいじりだす川島。 男はちょっと怪訝そうな顔をするが、客に対して引き下がり帰っていく。
実はこの部屋は、格安だった。 そうここは曰くつき物件だったのだ。 川島は大胆にも、そこかしこにビデオカメラをつけ、いろんな角度からカメラを回し続け、超常現象を撮ってやろうと思っていたのだった。
しかし1日目は何も起こらず、眠りにつく川島だった。
そして次の日、川島は自分のベッドに仕掛けた映像を検証するためビデオをテレビに繋ぎ、画像を見ていくことになる。
しかし早くもところどころに異変が起き始めている。 キッチンに不思議な影が一瞬映ったり、名前を付けて生きた蛸を数匹飼っている川島だが、その蛸が別のものに見えたり、極めつけは、自分が寝ている映像に、奇妙な手が写り込んでいることだった。
驚いた川島は急に部屋を飛び出していく、そして相方のロッシ―(ロッシー)を連れて来て実際の映像を見せるのだが、彼のいない誰もいない時、段ボールが変な動きをしているのだった…

これは全く知らない作品でした。 時間も短く、サクッと観れるホラードキュメンタリー、いわゆるフェイクですね。
監督は伊藤隆行、テレビプロデューサーで、「やりすぎ都市伝説」 も担当していましたが、監督作品も過去1作あるようですね。
主演は川島邦裕、というより “くっきー” といったほうが通りがいいですよね。 昨日上げた 「Zアイランド」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/15420468.html で、なかなかのいい役をしていました。
そして宮崎吐夢、「さよなら歌舞伎町」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12655325.html に出演していました。
さらに後半の15分くらいは、スタジオが写るんですが(^^)

お話は、いわくつきの部屋に越してきたくっきーが、様々な怪現象に遭うお話でした。 まあここは自殺者が出た物件のようで、格安という設定、そこに大胆にも一人で住んで、ビデオを回すなんて、くっきーしかできない感じもしますが、お金のない芸人では、こういう曰くつきの格安物件に遭えてわかってて住む、豪の輩がいると聞いたことがあります。 確か野球の上手い芸人の河野かずおは、こういう部屋に何の問題も無く住んでいたことを前にラジオで言われていましたね。
もちろん怪現象と、ギャグが交互に来るホラーコメディなんですが、実はそれだけではないんですね。 一つ恐いことが起きると “1/10” というカットが入り込みます。 どうやら怖いシーンがカウントされているんですね。
これが布石になっていくんですが。
やっぱり本当に怖いのは人間なんですかね?

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いたるところにビデオカメラをセット

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そしてそれ以外は好きなことをしている

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宅配便が来る

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そしておかしな現象が起き始める

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相方を呼んでくるが

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