anttiorbの映画、映像の世界

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68キル

2017年作品、トレント・ハーガ監督、マシュー・グレイ・ギュブラー アナリン・マッコード アリーシャ・ボー シェイラ・バンド出演。

配管工のチップ(マシュー・グレイ・ギュブラー)は気が弱く、美人で強気なガールフレンドのライザ(アナリン・マッコード)には逆らえない。 友人のクリント(ジェームズ・モーゼス・ブラック)と仕事に行ったとき、女のあそこには騙されるな、用心しろと言われるが、気の弱い彼が主導権を取ることはどうしても無理っぽかった。
仕事から帰って来るとライザも帰っていた。 そして彼女の手には拳銃が握られていた。 殺されるのか? と思ったチップだったが、リザが言うには、彼女の知人である金持ちが屋敷の金庫にしまってある6万8,000ドルを盗み出す計画を言われる。 殺すのか? と驚くチップだったが、もしものための時に脅すためと言い、夜に計画を実行するという事になる。
いやいや相手をしていたライザだったが、金庫の開け方などはしっかり頭に入れていた。 男はおびただしい剥製の飾られている部屋で、テレビを見ていた。 その時、彼女はいきなり男の首をナイフで書き切ってしまい、物音を聞いた妻も撃ち殺してしまう。 そして金を持って逃げようとした時、一人の女性が出てきた。 とっさにチップが取り押さえるが、ラーザは女の気を打しまわせ、殺しはせずに、車のトランクに押し込む。
ライザが言うのは兄(ダビ・マルドナード)のところに持って行けば金になるというのだ。 美人なので高く売れる。 殺しても良いが、金になるのなら売ったほうがいいと言い切るライザ。
途中気が付いたが、ライザが一括、そして彼女の兄のところに着きしばらく待っていたが、ラザが入ったきり出てこないので、チップも入って行くと、そこは異様な空間だった。 彼女の兄は、人間をバラバラにする猟奇的な趣向の持ち主で、いたるところにアルコール漬けの人間の部分があった。
恐くなったチップは、銃で兄の方を撃ち、ライザの頭を殴り、トランクの女性と一緒にそこにあった赤い車で逃亡する。 もちろん奪った6万8000ドルを持って。
しかし気が付いたライザが車で追ってくるのだった…

いやーこれもバイオレンス満載の作品でした。
監督はトレント・ハーガ、脚本、出演作はありますが、監督作品は初めてのようですね。
主演はマシュー・グレイ・ギュブラー、出演作に「(500)日のサマー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11810402.html があります。
ライザ役がアナリン・マッコード、私ははじめて見る女優さんでした。
そしてトランクに押し込められた女・バイオレット役でアリーシャ・ボー、今作が初出演でしょうか?

物語は、ライザの強引な計画から始まって行きます。 「女のあそこには気をつけろ!」 気の弱いチップですが、なぜか女にはモテるし、誘惑にはめっぽう弱い、いやこの作品の中で数少ないまともな思考を持って人間という事でしょうね。
金を奪うだけだと思ったら、ライザはあっさりそこにいた夫婦を殺してしまい、さらにバイオレットを売りとばしに行きます。 彼女の兄が凄まじい殺人鬼なんですね。
この妹にこの兄、まあ血でしょうね。 この後カーチェイスで、ライザと、チップの争いが始まり、とうとう捕まってしまうんですが、頭の打ち所が悪かったのか、ライザは気を失ってしまい、チップは助けたバイオレットと、できるだけ遠くに逃げるんですね。途中警察に呼び止められたりしますが、何とかモーテルまでたどり着きます。
しかし途中のガソリンスタンドにいた店員、モニカというんですが、彼女との遭遇がまた大変なことになって行きます。
バイオレンススリラーの範疇なんですが、実はこれはチップの成長譚になっているところが、なんとも面白いんですね。 ラストシーンも成長した? チップが見れるところです。
笑えるところもあり、なかなか面白い作品です。 まあグロいのが嫌いな方にはお勧めできませんが(^^)(未体験18)

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ライザの計画

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夫婦を殺したが、そこに一人の女性が

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ライザの兄

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そして彼女と逃げる

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チップだったが

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