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リベンジャー 処刑人

2016年作品、ステファヌ・ロケ監督、ジャン=イブ・ブルジョワ マリー・デルマ  エマニュエル・ボナミ出演。

麻薬捜査班の刑事フランク・ベリア(ジャン=イブ・ブルジョワ)は、腕のいい刑事だった。 彼はある事件で、情報をもらっていた女性を殺されてしまう。 彼女は貴重な存在だった。 その犯人を追いつめ、同僚刑事たちが駆けつけた瞬間に怒りが爆発し、犯人を射殺してしまうのだった。
服役したフランクは、出所後刑事には戻らず、正義の名のもとに犯罪者を処刑する裏稼業をしながら暮らしている。 そんなある日、彼の元にカミーユ(マリー・デルマ)と名乗る魅力的な一人の女が現れる。 彼女は1年前に消えた妹パトリシアについて調べてほしいと仕事を依頼に来たのだった。 だがこの依頼を受けることは、無情で危険な一味との過酷な戦争に突入することを意味し、帰り道はないことをフランクは感じ始めていた。。
はじめは返事ができなかったフランクだったが、ためらいつつも承諾してしまう。 そして、フランクは、暗黒街を牛耳る強大な麻薬王一味のアンテック・バンドー(エマニュエル・ボナミ)を追跡することになる。
しかし、バンドーは謎が多く、どんなに嫌疑をかけられても、必ず無罪、釈放されるという完璧なアリバイ作りに長けていた。 そして彼の弟のエリック(グザビエ・ペレス)が、パトリシアを惨殺したらしいことを突き止め、まずは弟を追いつめ、そして戦いの末弟を殺してしまうフランクだった。 しかしそこで連れの男を逃がしてしまい、エリックとの戦いが避けられなくなったフランクだった。
そしてホームレスの情報屋ベルナール・パロ(パトリック・メディオニ)に情報を求めるのだったが、アンテックも弟を殺され、フランクに復讐の牙をむける・・・

フランスの刑事サスペンスアクションですね。
監督はステファヌ・ロケ、はじめて見る監督で、クレジットも今作以外ありません。
主演はジャン=イブ・ブルジョワ、彼もはじめてです。

物語は、巨悪に立ち向かう元刑事の話ですね。 麻薬捜査官には必ず情報源の存在が必要で、潜入捜査官だったり、内部の協力者が必要ですね。 しかしその役目の女性を殺され、犯人に罵られ彼はかっとしてしまい、刑事としてのキャリアが終わってしまうんですね。
そこから裏稼業に転じていくんですが、一応は警察ができない世直しみたいな仕事をしていく感じです。 ただ、今回入って来た仕事は厄介なもの、国内でも有名は凶悪な存在との対決を意味するんですね。
エリック・バンドーは、決して居場所を明かさず、裏切った者はことごとく殺していく。容赦なく、用心深い、そんな犯罪に向いている最悪の存在でした。 しかし彼とかかわって、生きている男がいるという事を情報屋から仕入れたフランクは、その男のところに行き、対決の準備に入ります。
なかなか地味ですが面白いサスペンスアクション、こういう作品が見たいですね。(未体験18)

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情報を流していた女性が殺され

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犯人を殺し、服役したフランク

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裏の仕事をしている彼にカミーユがやってくる

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そして部下たちと戦いが始る

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フランクも武装する

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