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クリムゾン・プロジェクト

2013年作品、シルヴァン・ホワイト監督、ジェラール・ドパルデュー主演。

世界中で孤児が拉致される事件が起きていた。 孤児を輸送中だった謎の男が、検問で銃撃戦になり逃走中に砂漠に投げ出され逮捕されるのだった。 この事件を捜査していたインターポールの刑事フランク・サレク(ジョーイ・スター)は現場へ向かうが、彼が目を離したすきに、逮捕された男はトイレで自殺をしてしまうのだった。
そんなとき世間を騒がせていたのは、世界最強の私兵組織を持つブラックストリーム社のシングルトン代表(トム・ホフマン)がテロ容疑者を拷問をした容疑で訴えられた裁判だった。
一方、40年間刑事を勤め上げ退職したカスダン(ジェラール・ドパルデュー)は、教会に現れた。 彼の前には死体があり、天井を見上げるとステンドグラスが多く割れ ていた。 聖歌隊の指揮をしていた男が教会で殺されているとサルキス神父から連絡を受けここに来たのだったが、警察は彼より遅れて現れた。
カスダンはもう鑑識を呼んでいて、素早い対応をしていて現役の刑事たちとは比べるまでもなく敏腕だった。
聖歌隊の指揮をしていた男はドイツ系の移民のチリ人ウィレム・ゲッツ(ジョー・シェリダン)という男だった。 ゲッツの殺害現場の血だまりから発見された23cmのスニーカーの靴跡から、小柄な人間かまたは聖歌隊の少年が疑われるのだった。
フランクは、容疑者が削除した携帯のデータから、探り当てた名前にウィレム・ゲッツがあることを知り教会に行き、そこで捜査中のカスダンと出会うのだった。
捜査をしたい欲求を抑えられないカスダンは、フランクに2人でコンビを組んで捜査を行うことを提案するのだった…

日本未公開のこの作品、フランス発のサスペンスはなかなか面白いですね。
ベテランの元刑事のジェラール・ドパルデュー がとにかく渋いですね。 「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8413942.html にチョイ役で出ているようですが、これではわかりませんね。
そして相棒というかこの作品の主人公で、大きなカギを握るのがジョーイ・スター演じるフランク・サレクですね。 日本公開作品は少ないですが数本の作品に出演している黒人俳優ですね。
この作品は、殺し方が突飛なんですよね。 そしてある種殺人兵器として、足の小さな存在が描かれているんですね。 犯人は何となくわかるんです。 殺され方が途中まで全く予想がつかない。
監督はシルヴァン・ホワイト、テレビ作品主体の監督さんですが、劇場未公開で渋い作品ですが、なかなかいい雰囲気の作品を手掛けていました。

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事件の鍵は聖歌隊

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二つの事件に遭った二人は

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一体どうやって指揮者は殺されたのか?

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犯人は一体?

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その裏にはある研究が

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