anttiorbの映画、映像の世界

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青鬼 ver.2.0

2015年作品、前川英章監督、中川大志 平祐奈 松島庄汰 久松郁実出演。

ひろし(中川大志)と杏奈(平祐奈)は、不登校になっているクラスメイトのシュン(タモト清嵐)の様子を見るため、彼の家に向かっていた。 しかしその途中、ひろしは稀に見る奇妙な模様をした蝶に誘われるように、怪物が現われると噂される屋敷ジェイルハウスへ足を踏み入れてしまう。
同じ頃、シュンを不登校に追いやったクラスメイトの卓郎(松島庄汰)、美香(久松郁実)、たけし(勧修寺玲旺)の3人は、肝試しの動画実況をするため、同じジェイルハウスへ入ってゆく。
無人のはずの屋敷内に響き渡る怪しげな物音。 扉の向こう側からこちらを覗き込む青い影。 嫌な予感を覚えて脱出を試みたものの、既に出入り口は塞がれていた。
行き場を失くした一行に、この世 のものと は思えぬブルーベリー色の巨人が忍び寄る。ひろしはこの事態が、シュンの制作したゲームの世界とリンクしていることに気づくが…

このゲームはしたことがないんですが、ユーモラスかつ怖い “青鬼” のキャラが結構嫌いじゃないですね。
監督は前川英章、監督としては初めてですが、VFX参加の作品は多いですね。
そして平祐奈、彼女も同じ作品に出ていましたが、「サクラダリセット」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/MYBLOG/yblog.html?fid=0&m=lc&sk=0&sv=%A5%B5%A5%AF%A5%E9%A5%C0%A5%EA%A5%BB%A5%C3%A5%C8 にも出演していました。
前作 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11976617.html は、須賀健太演じるシュンというキャラが独特で、青鬼の怖さ以上に、ホラーっぽかったんですが、私が見に行った理由はホラーという事とあんにん=入山杏奈が出演していたからです。
その前に、握手会での襲撃事件の当事者だったあんにん、本当なら映画の宣伝に奔走する時期に、活動ができなかったのは悔しかったでしょうね。
さて今作は「2」という続編ではなく、「ver.2.0」というバージョンアップしたという設定になっています。

物語は、杏奈とひろしの行動から始まるんですが、あの廃ビルに行くのはひろしと数人で、あのゲームに参加、というより引きずり込まれていくという感じですね。
基本、脱出ゲームという事になるんでしょうが、そこかしこに謎解きをする必要があり、ゲームは青鬼に触れたら終わりなんですが、映画となると、しっかり食べられてしまうんですね。 もちろん残虐なシーンはカットされていますが、十分想像力を働かせることができますね。
そしてなんとかビル内の人間は自力で脱出をする必要があるんですが、このゲームのバージョンアップをした人物が、このゲームを解説するような展開に後半なっていくところがなかなかうまく作ってありますね。
そして、1作目に比べ、ラストのテイストが変わっています。 物語としてはこっちが面白いかも。

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ジェイルハウスに集まってしまった4人

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そこで開始されるゲーム

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青鬼に食べられたら終わり

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脱出するには謎解きが必要

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そしてこのタイプはどんどん合体して大きくなっていく

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そして二人はヴァージョンアップしたこのゲームを解析している

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