anttiorbの映画、映像の世界

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泥棒役者


溶接工員の大貫はじめ(丸山隆平)は、一時は金庫破りに手を染めたものの、今では真面目に働き恋人の美沙(高畑充希)と幸せな同棲生活を送っていた。
そんな美沙の誕生日を迎え、彼女の好きなものを買うことになり、待ち合わせ場所で待っていたはじめだったが、そこに現れたのが、泥棒仲間で先輩だった・則夫(宮川大輔)だった。
刑務所から出た後、どうしても定職につけない則夫、そしてまた盗みをしようということになり、今日盗みに入る先の鍵を開けるにはどうしてもはじめが必要だと詰め寄られる。 美沙に過去のことをバラすと脅され、渋々引き受けるはじめ。
そこで行った豪邸に盗みに入るためにあっという間に玄関の鍵を開けるはじめ。 ひと気がなく、則夫は金目の物を見つけに、はじめは金庫を空けるように言われるが、どうしても気が進まないはじめ。
そこに家主の絵本作家・前園俊太郎(市村正親)が姿を現す。 とっさに則夫は隠れるが、見つかってしまったはじめは、編集者のふりをする。 何とか言いくるめた矢先、屋敷を訪れてきた編集者:奥江里子 (石橋杏奈)、と鉢合わせをして今度は前園と間違えられてしまう。
彼女は新しい担当者で顔を知らなかった。 さらにそこに、セールスマン:轟良介(ユースケ・サンタマリア)も現れ、奥を前園に化けたはじめの “奥さん” ととっさに言ってしまうのだった。
捕まりたくない一心でそれらしく振る舞うはじめだったが、さらに屋敷の隣りに済むユーチューバー・高梨(片桐仁)の存在もあり、新しい企画原稿が遅れていて、どんどん美沙との約束は時間がたっていってしまうのだった。
はたしてはじめの運命は?・・・

監督は西田征史、「おにいちゃんのハナビ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11209221.html 「映画 妖怪人間ベム」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/8130112.html では脚本をしていましたね。 監督作品は初めてのようですね。
さて物語は、今はまともに生きているはじめが、自分の過去を隠すために昔の仕事の誘いを断れなくなるお話ですね。 盗みに入ったのは絵本作家の家でした。 しかしその作家の絵本は、彼が小さいころの思い出の絵本だったんです。
それを知ってから彼にはどうしても盗みをする気持ちが失せ、ここから何とか脱出することに気持ちが動いてしまうんですが、いろんな人物の登場で、どうしようもなくなってしまうドタバタコメディですね。
しかし実はあるところから、ちょっと良いドラマになって行きます。 絵本作家の作品は、実はある思いと、ドラマが詰まっていました。
後半はなかなかいいドラマでした。 関ジャニ∞のメンバーはみんな味がある演技をしますね。

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則夫に脅されある屋敷に

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そこは絵本作家の前園の家だった

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とっさに編集者だと言い訳をする

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そして新人の担当の奥が

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さらにはセールスマンの轟

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そして隣の高梨も現れる

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待ちぼうけの美沙

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