anttiorbの映画、映像の世界

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ケイゾク (前半)

1999年作品、堤幸彦(1、2、4話)、金子文紀(3話)演出、中谷美紀渡部篤郎竜雷太鈴木紗理奈野口五郎出演。

第1話:死者からの電話
建前上、未解決事件の捜査を “継続” する捜査一課弐係に研修中のキャリア柴田純(中谷美紀)が配属された。 配属初日、弐係に1年前の 「四日市市会社員殺人事件」 で殺されたはずの被害者・多田(温水洋一)から電話を受けたという相談が持ち込まれる。 電話を受けた男・志村から多田と会う約束をしたため付き添って欲しいと依頼され、柴田と先輩刑事の真山(渡部篤郎)は志村(村松利史)に同席して立ち会う。 結局、多田は現れなかったが、柴田は真山と共に多田が殺された事件の洗い直しに入る・・・

第2話:氷の死刑台
元警備員の橋本(桜金造)という男が、13年前に府中で発生した殺人事件の再捜査を依頼する。 事件の概要は橋本が無人の冷凍倉庫を閉め、また開けたときに宗教団体 「氷剣教」 の宗教衣を着てドライアイスの祭壇に載せられた社長の水谷(でんでん)が死体で発見されたというものだった。 柴田と真山は橋本を連れて、倉庫内の検証に乗り出すが、柴田の不注意で3人とも倉庫の中に閉じ込められてしまう。何とか倉庫から命からがら出ることができ、橋本は倉庫勤務の頃から旧知の仲である主治医の下平(光石研)の診察を受ける。 だが柴田はその時の些細な会話から、下平を事件の真犯人だと断定する・・・

第3話:盗聴された殺人
1年前に発生したブティックオーナー強盗殺人事件の被害者の妻・美奈子(松田美由紀)が真犯人は元従業員の祐子(MIKI)だと主張し、証拠を掴むため、祐子宅を盗聴して欲しいと捜査一課弐係に依頼してくる。 柴田の推理で祐子も事件に関与している可能性が見出せたため、違法ながらも盗聴による張り込みを開始することに。 だが、盗聴の最中に祐子が殺害される事件が発生し、祐子の恋人の成田(山口馬木也)が逮捕される。しかし成田は容疑を否認、成田が祐子を訪ねた時には部屋はもぬけの殻だったという・・・

第4話:泊まると必ず死ぬ部屋
老舗の旅館 「葉隠月(はかつき)」 の仲居・佐代子(銀粉蝶)から、改築工事に伴い、泊まると必ず死ぬと云われ昭和21年 までに4人もの死者を出している離れの部屋への調査と検証を依頼された捜査一課弐係の面々。 興味津々の柴田は嫌がる真山を引き連れ 「葉隠月」 に足を運ぶ。 かくして旅館に集った旅館関係者や彩(鈴木紗理奈)が集う中で、旅館主人の一人娘の朋美(池田昌子)が部屋に泊まることで検証が開始された。ところが検証中に朋美が姿を消し、旅館付近の林で遺体となって発見される・・・

もう20年近く前のドラマですが、Huluに入っていたので、「SPEC」 と一気見をしようと決意しました。 まあ出発点は 「SPEC」 の映画版を見たいがためなんですが。そして 「ケイゾク」 の映画は確か1回見た覚えがあるんですが記事にはしていないようです。
演出(監督)は主に堤幸彦、「TRICK」シリーズ https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10946815.html の印象が初めてでしたが、近作としては 「真田十勇士」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14452384.html ですね。
そして第3話は金子文紀、映画監督はまだしていないようですね。
主演は中谷美紀、近作映画は 「繕い裁つ人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12704738.html です。

まずは前半の4話ですね。 今見ると、ちょっと画像が粗く、当時はこんなもんなのかという画質ですが、作風は堤作品、どちらかというと、「トリック」 シリーズに似ていますね。
キャリアで幹部候補生だけど、なぜか捜査一課弐係の研修に来るんですね。 いずれは所長クラスには簡単に駆け上がってしまう彼女ですが、まじめと言うか、マイペースと言うか。 しかし推理力と、観察眼は一級品、ことごとく、迷宮入りになりそうな事件を解き明かして行きます。
しかし行動の仕方がセオリーどおりではないので、危険な状態になることもしばしば。
そして次々と難事件を解決していきますが。

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死者からの電話

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氷の死刑台

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盗聴された殺人

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泊まると必ず死ぬ部屋

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