anttiorbの映画、映像の世界

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レザボア・ドッグス


ロサンゼルスの犯罪のプロ、ジョー・カボット(ローレンス・ティアニー)は大掛りな宝石強盗を計画し、彼の息子ナイスガイ・エディ(クリストファー・ペン)とダイヤモンド専門の卸売り業者に押し入るべくプロの悪党たちに声をかけた。
計画を成功させるため、コードネームで呼ばれるMrホワイト(ハーヴェイ・カイテル)、Mrオレンジ(ティム・ロス)、Mrブロンド(マイケル・マドセン)、ピンク(スティーヴ・ブシェーミ)、Mrブルー(エディ・バンカー)、Mrブラウン(クエンティン・タランティーノ)が集まった。
周到に練られた彼らの計画は、襲撃現場に警官が待ち伏せていたため失敗に終る。
ホワイトと瀕死の重傷を負ったオレンジが集合場所の倉庫に必死でたどり着いた時、ピンクもやって来た。 そして彼らはブルーが行方不明で、ブラウンは逃走の途中で死んだことを知った。
彼らの中に仲間への不審の念が沸き上がる。 そこに縛り上げた若い警官、マーヴィン・ナッシュ(カーク・バルツ)を連れてブロンドがやって来た。 仲間に裏切り者がいたことを確信するブロンドは、この警官に裏切り者は誰か吐かせようと言う。やって来たエディと共に、ホワイトとピンクは隠したダイヤを取りに倉庫を出て行った。 サディストのブロンドは拷問を楽しむために剃刀とガソリンを取り出すのだった・・・

監督の作品では珍しく時間が短いなあと思った作品。
タランティーノ監督作品はこれで後1作を残すのみとなりました。 近作は 「ヘイトフル・エイト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13946219.html ですが、来年当たり新作の周期ですよね。
主演はハーヴェイ・カイテルティム・ロスとなりますでしょうか? カイテルの近作は、「グランド・ブダペスト・ホテル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/11710404.html ですが、「スモーク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12518256.html が良い作品でしたね。
ティム・ロスは 「ハードコア」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14841208.html が近作ですね。 今でも多くの作品に出続けていますが、今作はちょっとやせていて、若いですね。
物語は、色をつけた愛称で呼び合う悪党たちのお話。 カフェで集まり、駄話をしているシーンが延々と流れるんですが、この辺りがタランティーノらしいですね。 そしていきなり逃亡シーン、そして襲撃計画の失敗シーンと前後して描かれていきます。
しかしどうして用意周到だった襲撃計画が漏れたのか? そう、この中に裏切り者、警察の人間がいるってことなんですよね。
計画失敗から、ブロンドは警官を連れてきて拷問をして吐かせようとします。 誰がスパイなのかを。 そしてとうとう殺し合いに発展していくんですね。
この作品はタランティーノ作品では、珍しくコアな部分を取り出した感じに仕上げた作品に見えました。 その分コンパクトで見やすいかもしれませんね。

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集まった男たち

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そしてこれから仕事だった

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順調に行くかと思われたが

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思いもよらぬ結果に

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そして逃げた先で殺し合いに

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