プロメテウス計画の出発前、男性型のアンドロイドが起動し、製作者のピーター・ウェイランド（ガイ・ピアース）は、の彫刻から彼をデヴィッド（マイケル・ファスベンダー）と名付ける。 彼は自分の父はあなたなのかを確認し、あなたの親は誰かと聞く。 デヴィッドは、創造という概念を漠然と考える。
人類初の大規模な宇宙への移住計画のため、滅びゆく地球を旅立った宇宙船コヴェナント号は、コールドスリープ中の2000人の入植者を乗せ、移住先の惑星オリエガ－６を目指していた。 アンドロイドのウォルター（マイケル・ファスベンダー）が船を管理し、自動運転で安定な航行を続けていたが、突如異常が発生する。 予期できない、ニュートリノの衝撃波を受け、クルーたちが緊急に覚醒がなされる。
しかしその中で、船長のジェイコブ・ブランソン（ジェームズ・フランコ）の、カプセルが故障、そして中が火に包まれ命を落としてしまうのだった。 妻である女性乗組員ダニエルズ（キャサリン・ウォーターストン）の悲しみは大きく、彼女だけでなくクルーたちに大きな悲しみが襲うのだった。 新しく船長になるのは、クリス・オラム（ビリー・クラダップ）で、彼はいきなりの大きな役割に戸惑い、不安を隠せなかった。
まずは今回の事故で亡くなった船長を弔い、精神の安定を求めたいというクルーたちだったが、オラムは安定した航行に戻すために、まずは修理を急ぐことを優先させる。 しかしクルーたちは独断で、ブランソンを宇宙葬にするのだった。
何とか、修理が終わり、電源が回復、もう一回長い睡眠に入る予定だった時に謎の通信を傍受する。 それは女性の歌声が混じった謎の電波だった。 その発信源を探ると、ここから数週間で行けるところ、さらには地球型の惑星ということが判明する。
どうして事前調査でこの惑星が見つからなかったのか？ という疑問が払しょくできないダニエルズは、この惑星に行かないことを提言するが、再び長い睡眠に入るより、ここに行き惑星を調べることをアラムは優先にするのだった。
自然環境は地球に酷似していたその惑星だが、嵐が凄く、コヴェナント自体が着陸するのは困難だった。 そこで、オラムは調査隊を編成し、惑星の地表に降りることを決める。
嵐の中降り立った惑星
しかしそこには謎の生命体が
オラム、ダニエルズ、ウォルター、生物学者のカリン（カルメン・イジョゴ）、科学者のファリス（エイミー・サイメッツ）、武装した護衛部隊のロープ（デミアン・ビチル）、コール（ウリ・ラトゥケフ）、ハレット（ナサニエル・ディーン）、レドワード（ベンジャミン・リグビー）、ローゼンタール（テス・ハウブリック）、アンカー（アレクサンダー・イングランド）の10名が着陸船で惑星に降下し、調査を開始する。
その神秘的な惑星は、、人類の新たな希望の地に思えたが…
待望の続編といっていいのか、前作で謎を残しまくったエイリアンの前日譚、５年もたってしまいましたね。
リドリー・スコットは、ほぼ同時期の、日本では来月公開される 「ブレードランナー 2049」 の監督よりもこちらを優先したと言われています。 今作の主役は、一人は引き続きマイケル・ファスベンダーです。 「光をくれた人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14956511.html では苦悩する夫役を好演していましたが、再び悩めるアンドロイド？という役でしたね。
そしてキャサリン・ウォーターストン、「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14580458.html とはうって違った印象の彼女、同じ戦う女性でしたが、タンクトップにチリチリ毛が、別人に見えました。
物語は、プロメテウス号が、行方不明となって、１５年後の世界を描いています。 男性型アンドロイドは、外見は全く同じ形でしたが、中身はいろいろ改良されている感じですね。 アンドロイドがいないと長期間の航行はなかなか難しんでしょうね。
しかしそんなアンドロイドも突然の自然現象は予見できず、重要な人物をまず失ってしまうんですね。 ノンクレジットですが、船長のブランソンは、ジェームズ・フランコが演じているんですね。
そしてそこからが、この航行がどんどん悪い流れになって行きます。 すべてが躓きだした瞬間ですね。
登場するエイリアンは２種類、お馴染みのタイプに近いタイプのゼノモーフと、ちょっと厄介な小さいタイプのネオノーフですね。 このタイプは本当に厄介で、人間を媒介とするのは一緒ですが、あるちょっとしたことで体内に取り込まれてしまうんですね。
地球に持ち込んだら、あっという間に人類は絶滅ですね。
しかし、この作品でも、まだ終わらないんですね。 噂通りの３部作なのか？ それとももっと続くのか？ まだまだ元気なリドリーですね
デヴィッドが名づけられたとき
いきなり覚醒され船長を失ったとき謎の歌声が
ここには先住民がいた
