anttiorbの映画、映像の世界

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ゾンビスクール!


ホラー作家を目指すクリント・ハドソン(イライジャ・ウッド)は、実家に戻って出身小学校の臨時教師として働くことになった。 生徒が携帯使用禁止だから教師も同様に、という学校の方針から、シムズ副校長(イアン・ブレナン)に携帯を没収される。 そこには携帯の山があった。
職員室で自己紹介をするが、みんなあまり温かくない感じだった。 特に長身のウェイド(レイン・ウィルソン)は、なにを言っているのかわからない。 そこに教師になっていた昔の同級生ルーシー(アリソン・ピル)がいた。 お互いに覚えていて、ちょっと嬉しいクリントだったが、ウェイドがルーシーの彼氏と知らされ大きくがっかりする。
さて、受け持つクラスに行くクリント、自己紹介をして授業に入るが、授業中、落第している問題児ペイトリオット(クーパー・ロス)が、隣の席のニキビだらけの女の子シェリー(サニー・メイ・アリソン)を、休み時間からずっとからかっていた。
クリントが授業を初めても、後ろの席から髪を引っ張ったりしようとしたその時、なんと髪と一緒に頭の皮膚がはがれて、その勢いで彼女はペイトリオットに噛みつくのだった。 そしてシェリーは教室から飛び出していく。
すぐに保健室に連れて行かれるペイトリオットだが、食いちぎられている顔は病院に行かなくてはならないほどの大怪我だったが、クリントは責任を被りたくないからか、へらへらしていた。
しかし、その頃校庭では休み時間、外で遊んでいた子供たちが次々とおかしくなり、教師たちを食べ始める。 なかなか気が付かなかったウェイドだったが、周りの教師がすべてやられた時に気が付き、襲いかかってくる子供たちを何とか振りほどき職員室に逃げ込んだ。 そして警察に助けを求めて電話をしようとするが、もうおかしくなってしまったペイトリオットのせいで、回線が食いちぎられ、電話も不通になってしまう。
一応パトカーが様子を見に来るが、この事件の発端だっ たシェリーが穴を掘り、脱出し、外から警官を襲い、あっという間に喰われてしまうのだった。
校舎の中を逃げ惑う教師たちは、おかしくなっていない黒人生徒カルヴィン(アルマーニ・ジャクソン)を保護し、教室に立てこもる。 携帯電話は校長室にしかいないが、今は廊下に出ることは危険だった。 そこで、3時になれば親が迎えに来るので、その時に助けを呼ぶことにするのだったが…

監督はジョナサン・マイロットキャリー・マーニオン、初監督でしょうか? 主演はイライジャ・ウッド、彼は製作・主演という事ですね。
学校がゾンビに占拠される作品は、前に 「ゾンビ・ハイスクール」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14470885.html を見ていますが、あの時は高校生をはじめとしたゾンビ化でしたが、今作は教師はあくまでも食われる側、そしてゾンビになるのは生徒、それも低学年の子なんですね。 これには一応理由があるようですし、感染源もちょっとありえそうな事なんですね。
さて物語はいきなり子供を中心に、ゾンビ化していくお話。 だから各学校がまず一斉に犯されていくんですね。 それはこの学校だけでなく、どうやら一体の学校で一斉に起こった現象のようです。 職員室から屋上に、そして鍵のかかる部屋に移動しながら、何とか車まで移動して学校を脱出しないといけません。
そして、ここ一番のシーンで、活躍するのがなんと恋のライバルのウェイドなんですね。 彼が身を挺してみんなを脱出させるシーンは、ちょっとかっこよかった。
今作は子供がゾンビ化するんですが、大人は噛まれてもゾンビにはなりません。 まあ食い尽くされてしまうんですが。 だから少々の怪我には大丈夫なんですね。 それが他作品のように、すべてがゾンビ化するパターンではないところですね。 そして感染しない子供もいます。
これラストのシーンで火だるまの子供が追っかけてくるシーンがあるんですが、なかなか子供と戦うシーンが多い、珍しい作品でした。

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子供たちが一斉に襲ってくる

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教師たちは職員室にこもるが

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パトリオットに襲われる

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追いつめられる先生たち

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脱出ルートを探り

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車までダッシュ

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