anttiorbの映画、映像の世界

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ボンジュール、アン

2016年作品、エレノア・コッポラ監督、ダイアン・レイン主演。

長年連れ添った映画プロデューサーの夫・マイケル(アレック・ボールドウィン)は、成功を収めている。 カンヌにいる二人だが、彼にはひっきりなしに電話が入り、いろんな売込みもある。 若い女優たちは果敢にアタックしてくる。
マイケルは、妻アン(ダイアン・レイン)がいないと身の回りのことがわからない。 彼女に任せきりであり、アンもそんな生活に慣れていた。 あわただしくブタペストに移動することになった二人、本来なら映画祭の後にバカンスをするつもりだったのだが。
仕事仲間のジャック(アルノー・ヴィアール)も一緒に移動するつもりだったが、何か今日は耳の痛みを感じるアン。 ジャックの運転で飛行場には来たのだが、彼女は耳が痛いので飛行機ではなく地上で移動したいと言い出す。
そこでジャックが、だったら自分の運転でパリまで乗せていくと申し出る。 列車移動を考えていたアンだったが、途中で耳の薬を買ってくれるなど気配りを見せてくれるジャックのことは信用できそうと思い、「噛みつくことはしませんよ」 というフランス人独特のユーモアにマイケルも任せるのだった。
車で飛ばせば、7時間で着く距離だが、ジャックはまずは昼食をという事でランチに向かう。 ジャックはせっかくだからと言い、フランスの有名なところに案内をしてくれる。 耳の具合もジャックの薬のおかげでよくなったアンは、言われるままにズルズルとドライブに連れられていくのだった。
サント・ヴィクトロワール、プロヴァンスの古城、水道橋、ところどころで美味しい食事をするのだが、彼はカードが今は使えなくて、支払いの多くは彼女が行っている。 早くパリに着きマイケルを待ちたいアンだったが、だんだんとジャックのペースになっていくのだった…

監督はエレノア・コッポラ、1992年にドキュメンタリー作品として 「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」 を撮っていますが、フィクションとしての作品は初めてですね。 でも彼女自身が夫のフランシス・フォード・コッポラとの生活をベースに書いたこの作品、ちょっとした二人の自伝的な作品にも見えて仕方がなかったですが。
主演のダイアン・レイン、近作は 「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14318269.html では主人公の妻役でしたね。 そんなに出番は多くなかったですが、存在感のある役でした。 
私は若き日の彼女の 「ストリート・オブ・ファイヤー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13146504.html が大好きで、そこから彼女のファンですね。 52歳の今もやはり美しい、今作ではセクシーなシーンはほぼ皆無ですが、一瞬だけ、ゾクッと少しするシーンがありますが(^^)
物語はある意味ロードムービーとなっています。 いつしか忙しい夫との生活に流され、彼女自身も夫のペースになっていた時に現れたジャックという中年独身男。 しかし彼はユーモアにあふれ、大体紳士的に彼女には接してきます。 しかし途中途中で夫のマイケルがチェックを入れてくるのが、可愛いところですね。
彼女はところ構わずデジカメで撮りまくります。 なにげないシーンですが、彼女のある際立った部分が見えるところなんですが、それをしっかり見極めてくれるのがジャックなんですね。
新しい恋のはじめりなのか? 最後までジェントルマンのジャックですが、この後どうなっていくのか、良い余韻を残していく粋な作品でした。

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忙しい夫との生活のアン

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耳の具合がよくなく飛行機での移動はやめて

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ジャックの運転でパリに行くことに

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途中さまざまな所に

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ディナーも

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そして名所を映しまくる

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