anttiorbの映画、映像の世界

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ブロークバック・マウンテン

2005年作品、アン・リー監督、ヒース・レジャー、ジェイク・ジレンホール出演。

1963年、ワイオミング州ブロークバック・マウンテン。 羊の放牧管理の季節労働者としてやってきた20歳の青年イニス(ヒース・レジャー)とジャック(ジェイク・ジレンホール)は、ともに20歳という事で意気投合し、次第に友情を超えた、本人たちすら意識しない、深い感情が芽生えはじめる。
ある夜、狭いテントで並んで寝ていた2人は肉体関係を持つ。 2人は互いが同性愛者であるとは認知しないまま、罪悪感を抱きながらも関係を続け、再会の約束もないままに別れを迎える。 ジャックが去った後、イニスは人知れず号泣する。 帰郷後、2人はそれぞれ結婚し、家庭を築く。
イニスは許嫁のアルマ(ミシェル・ウィリアムズ)と結婚。 ジャックもロデオ・クイーンのラリ ーン(アン・ハサウェイ)と結婚する。 お互い子供も生まれて家庭を築き順調な生活になっていく。
だが4年後、イニスのもとにブロークバック・マウンテンの写真が印刷されたジャックからの絵葉書が届き2人は再会するのだった。 熱くキスする彼らをアルマが目撃して衝撃を受ける。
イニスと一緒に暮らすこと本気で願うジャックだが、イニスは、誰にも知られずに関係を続けるには、年に数回会うことしか叶わないと告げる。 イニスは幼少時に目撃した同性愛者のリンチ殺人をトラウマとして抱えていた。 同性愛者が許される社会ではなかったのだ。
75年、イニスとアルマが離婚。 その3年後、イニスはウエイトレスのキャシー(リンダ・カーデリーニ)と付き合い始めるが、長くは続かなかった。 そして81年、めったに逢えない関係に苛立ちを抱えていたイニスとジャックは、つ いにケンカ別れをしてしまうのだった…

今は亡きヒース・レジャー出世作ですね。 彼の出演作はどれも印象強いものが多く、やはり 「ダークナイト」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6555788.html のジョーカーが凄かったですね。
もう一方の主演はジェイク・ジレンホール、ゲイ役の彼はあまりないような気がしますが、近作は 「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14763758.html そして最新作の「ライフ」が公開中ですし、変わった作品として、「ナイトクローラー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13880186.html でしょうね。
監督はアン・リー、ゲイを取り上げた作品ですが、美しい映像を撮らせたらこの監督でしょう。 マーベルヒーローの 「ハルク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12865599.html は彼が撮ることこうなってしまうんだと驚いたもんです。 後にリブートされた 「インクレディブル・ハルク」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/6132887.html とは大違いですよね。
物語は偶然出会った青年二人が、一瞬で惹かれあい、愛に目覚めてしまうお話。 どうやら二人はお互いにバイセクシャルのようですね。 でもどちらかというと、同性の方というか、こいつという事みたいです。 そして特にイニスは、ほっといても女が寄りついてくるほどモテモテなんですね。 しかしどれも長続きはせず、結局ジャックのことを思い浮かべてしまう。
でもアルマとの間の娘は可愛くて、娘も父に懐いているのがちょっと物悲しいところなんですが。
アルマは現場を見てしまい二人の関係がわかってしまいますが、ラリーンがどうだったのか? 聡明な彼女ですから気が付いていたでしょうが、彼女はそんなことはおくびに出さず、夫婦関係を続けていたように見えました。
悲しいラストですが、ある意味純愛作品ですね。

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出会ってしまった二人

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イリスはアルマと結婚

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ジャックもラリーンと

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そして再会をするふたり

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そして複雑な生活がそれぞれ始まる

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