anttiorbの映画、映像の世界

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フリー・ファイヤー


ティーヴォ(サム・ライリー)とバーニー(エンゾ・シレンティ)は、IRAの構成員であるクリス(キリアン・マーフィ)とフランク(マイケル・スマイリー)に会うために、キャンピングカーに乗って移動していた。 その道中、スティーヴォは 「昨日、こき使ってた女の従兄弟に殴り倒されたんだ」 と打ち明け、目の周りにクマができていた。
ボストンの外れにある倉庫に到着した2人は、仲介者のジャスティン(ブリー・ラーソン)が来るのを待っていた。 そこへ代表者であるオード(アーミー・ハマー)がやって来て、2人を倉庫の中へ招き入れた。
倉庫にやって来たのはヴァーノン(シャールト・コプリー)とマーティン(バボー・シーセイ)から銃火器を購入するために集まった人々であった。 倉庫の中には緊張感が張り詰めていた。
ヴァーノンがクリスの注文と違う銃を渡したときは一触即発の事態になるかと思われたが、何とかその場を冷静に収めることに成功した。
そして、ハリー(ジャック・レイナー)とゴードン(ノア・テイラー)が武器を大量に積んだ車が入ってきた。 しかしその時、スティーヴォはハリーこそが昨日自分を殴り倒した男の一人だと気付いてしまった。 それ故、スティーヴォはハリーの近くに寄ろうとせず、その態度を見たフランクは苛立ちを隠せなかった。
やがて、ハリーもスティーヴォが自分の従姉妹を虐待した男だと気付いてしまう。 怒りを抑えられなかったハリーがスティーヴォを殴りつけたため、倉庫内の緊張感はさらに強まってしまった。
これ以上のトラブルを回避したいスティーヴォはハリーに頭を下げた。 しかし、弁明の中で、スティーヴォはハリーの従姉妹に為した所行を誇らしげに語ってしまった。それに憤激したハリーはスティーヴォの肩を銃で撃ち抜いた。 負傷者が出てしまった以上、その場を冷静に収めることなど誰にも出来るはずはなかった。
そして撃ち合いが始まってしまうのだった…

この作品冒頭に面白いテロップが流れるんですよね。 
「FBIからたくさんの資料を読んだ結果、人間は銃で撃たれてもちょっとやそっとで死ぬということはない、ということがわかり、今作はそれを基に人間の往生際の悪さを描いた」
という事なんですが、脳天か心臓に直で当たらない限り、人間はなかなかそう簡単には死なないという事でしょうかね。 この作品は、この古びた倉庫の環境からしても、なかなか各人の射撃技術からしても、致命傷をなかなか与えられないドロドロの銃撃戦となって行きます。
監督はベン・ウィートリー、近作は 「ハイ・ライズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14348790.html でしたが、あの作品も奇妙な作品でした。 今作はわかりやすく単純な曲者たちの銃撃戦になって行きますが、かっこよさは微塵もない(^^)
それぞれが撃たれてあまり自由に動けなくなりつつも、だれも脱出できず、どんどん深みにはまっていくというお話ですね。
一応主演はブリー・ラーソンになるみたいです。 彼女は 「ルーム」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14045361.html でオスカーを獲得、「キングコング: 髑髏島の巨神」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14825794.html との間に作られた作品ですね。 彼女はアベンジャーズシリーズ参加の予定です。
しかし上記の癖のある輩の撃ち合いが始まるんですが、それぞれ強かな企みを持っているんですね。 IRAにとっては貴重な武器の調達、しかし武器商人もしたたかで、いろんな勢力を天秤にかけており、ここでもある秘策を撃つ準備をしているのでした。 ここに中盤さらに二人が襲いかかってきますからね。
はたして誰が生き残るのか? まあそれは見ていてわかりますが、その人間もただでは済まないんでしょうね。

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ジャスティンとクリスたちが現われる

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オードたちと合流

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そしてバーノンとマーティンと合流したが

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ティーヴォとハリーから火種が

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そして撃ち合いが・・・

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