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怪物はささやく

2016年作品、フアン・アントニオ・バヨナ監督、ルイス・マクドゥーガル主演。

13歳の少年コナー(ルイス・マクドゥーガル)は、毎晩悪夢にうなされていた。 彼の見る夢は、いつも家から見える墓地と、大きな木、その横にある建物、そして地面に穴が空き、母親が落ちて行ってしまう夢だった。
朝起きて、彼はいつもの通り自分で朝ご飯を食べて学校に行く。 母はベッドで寝ているので、なるべく起こさないように家を出るのだった。 母親(フェリシティ・ジョーンズ)は短い髪の毛、そして難病を患っているようだった。 
そんな母親との二人暮らしのコナーだが、彼は学校ではいつも一人でいて “苛め”のターゲットになっていた。
ある日の夜、時計は12時7分を差したとき、強い風が吹いてきて、大きな木から怪物が現れ、こちらに向かってくるのだった。 そして怪物はこれから3つの真実の物語を話すこと、そして4つめの物語としてコナーが隠している真実を語るよう告げる。
コナーは目が覚めると、部屋は元の通り、あれは夢だったのか?
学校から帰ったコナーは、母のところに仲の悪い祖母(シガニー・ウィーバー)が来ていた。 母は起きていて、祖母と話しているが、あまりいい感じの雰囲気ではなかった。 コナーはこの祖母と折り合いが悪く、祖母は祖母で病身の娘の心配と、孫のコナーの生活を彼女なりに気にしていたが、まったく笑顔を見せることの無い祖母に、嫌悪感しか抱けなかった。 どうやら祖母は自分の家にコナーを引き取り、母を入院させようとしている。
コナーの父(トビー・ケベル)は、離婚していまは新しい家族とアメリカに住んでいる。コナーは母と住んでいたいのだが、母の容体が悪く入院するならば、父と暮しても良いと思っている。 しかし、父は遊びに来いとは言うが、一緒に暮らすのには狭くてだめだというのだった。
そして怪物は、再びコナーのところに現れ、まず1つ目の話を始めるのだった…

原作はイギリスの作家パトリック・ネスによる世界的ベストセラーで、原題は 「A Monster Calls」 です。 怪物のモーションキャプチャーと声を、リーアム・ニーソンが担当しているという事ですね。
監督はフアン・アントニオ・バヨナ、「永遠のこどもたち」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14266543.html を撮っていて、「ジュラシック・ワールドII」 の監督に決まっているようですね。
主演はルイス・マクドゥーガル、「PAN ネバーランド、夢のはじまり」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13615391.html に出演していました。 そして母役でフェリシティ・ジョーンズ、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14629526.html で主演でしたね。 
物語は、少年と怪物のお話です。 悪夢に魘される少年・コナー、それは母を失う悲しい夢でした。 現実でも母の病気は重そうで、おそらく末期がんだと思われます。
必死に 「お母さんの病気は良くなる。 薬を変えれば効き目が出る。」 というコナー、これが何ともいじらしいところです。
しかし、現実はそうはいかず、母の治療がどんどん変わって行きますが、なかなか効果が出ず、とうとう選択肢がなくなってしまうんですね。
そして夢の中に現れた怪物は、コナーに一つずつ物語を語って行きます。 どれも不条理なお話ばかりで、コナーは戸惑うばかり、そして3つの物語が語られた後は、いよいよコナーが話す番になって行きます。
怪物とは本当はどんな存在なのか? 恐ろしい姿をしている怪物ですが、実は大変優しく、コナーと、そしてある人物を見守っているんですね。
その答えはラストシーンに明かされますが、少年が成長する瞬間を描いた良いドラマでした。

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朝一人で朝食を食べ学校に行くコナー少年

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学校でも一人、苛めのターゲットだった

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優しい母、しかし病気だった

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12時7分になると

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怪物が現われる

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そして折り合いが悪い祖母

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アメリカにいる父が訪ねてくるが

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