anttiorbの映画、映像の世界

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銀色の雨

2009年作品、鈴井貴之監督、賀来賢人主演。

鳥取県米子市の高校生・和也(賀来賢人)は父を知らずに育った。 今は新聞店に住み込み、働きながら学校に通っている。 中距離ランナーとして陸上部に在籍し、働きながら学ぶ “青少年の鏡” として表彰されたこともある。 しかし和也はそんな自分を嫌悪し、無力感、焦燥感、将来への不安を抱いていた。
ある日、集金の金額が足りないことを店主にとがめられた和也は、チャチャを入れてきた先輩を殴って、店を飛び出してしまう。 いったん家に帰ると、母の平井幸緒(濱田マリ)からもう一回謝って来いと言われ、とうとう家を飛び出してしまうのだった。
そのころ、元日本チャンピオンのプロボクサー・章次(中村獅童)はある決意を胸に、東京から故郷の米子をめざしていた。 
米子駅をふらついていた和也は、施設育ちで、かつて母親のスナックで働いていた菊枝(前田亜季)と再会する。 菊枝はキャバクラで働いていたが、しつこい客・近藤(徳井優)につきまとわれていたが、和也は彼女を助けようとしてもらちが明かず、通りかかった章次が追い払ってくれる。 和也は、彼を弟のように気にかけてくれる菊枝の、一人暮らしのマンションに転がり込む。
章次は、母のいる実家の美保関に戻るのを躊躇していた。 すると、昔の仲間に襲われる。 相手は、プロボクサーなので、素人に手を出せないことを知っていた。 まったく無抵抗の章次はボコボコニされるが、その現場にいた菊枝は、章次を自分のマンションに連れていって手当てをしてくれる。
こうして3人の共同生活が始まったが、和也はなにかにつけ2人に反発した。 しかし、互いに影響し合う彼らの心に、次第に変化が表れる。 章次が不器用ながら大切なものを守り抜こうとする姿を見た和也は、ある事実を知るのだった…

監督は鈴井貴之、「水曜どうでしょう」 の新作はまだですかね? まだ詳しい放送予定が発表されていないんで気がかりです。
それはさておき、「man-hole」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13934348.html 「銀のエンゼル」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/10799498.html と鈴井監督作品は見ていますが、あと残すところは 「river」 となりました。
今作の主演は賀来賢人、「女の子ものがたり」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/1719687.html 「オー!ファーザー」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12120614.html に出演していますが、今作は初主演という事でした。
また、なかなか上記以外の脇役陣が良いですね。 サンドウィッチマンの二人、柳憂怜、もちろんTEAM NACSも全員登場しますが、今作では音尾君だけが大きい役でしたね。
あとは当時AKB48でバリバリの大島優子が、ちょっとしたガールフレンド役で可愛く登場しています。 鈴井監督作品と彼女の出演作で見たかったんですよね。
物語は、和也と章次、そして菊枝のトライアングルで進行していきます。 しかし章次と和也には、実は大きな因縁があるんですね。 そこは、大変悲しい関係なんですね。
ミスターは監督としてもっと作品を作ってほしいところですが、今のところこの作品以降映画の動きはない感じですね。 新作も見てみたいところです。

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家を飛び出し菊枝にやっかいになる和也

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しばらくぶりに故郷に帰ってきた章次

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そして二人が出会う

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和也のことを気に掛けるみのり

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何かと心配をしてくれる

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