anttiorbの映画、映像の世界

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メッセージ


言語学者のルイーズ・バンクス(エイミー・アダムス)は湖畔の家に独りで住んでいる。 彼女は、今はいない娘ハンナとの何気ない日常を時おり思う。
ある日、大学にいつもどおり講義に行くと、なにやら騒がしい。 世間のことに疎い彼女はいつもどおり授業を始めようとするが、今日の受講者は数人だけだった。
そしてひっきりなしに生徒のスマホが鳴る。 生徒の一人から 「ニュースをつけてほしい」 と言われ、黒板を開きディスプレイでニュース映像を映し出すと、地球各地に大きな宇宙船のような物体が出現したと言うニュースが流れていた。
その日は授業は中止、帰宅命令が出され、生徒も教師も帰宅となる。 次の日、彼女は誰もいない大学にいき、一人自分の部屋でニュースを見ていた。 
そこに現れたのがウェバー大佐(フォレスト・ウィテカー)だった。 言語学者ということで、国家から協力を要請されたが、自分より適任がいると、やんわり辞退するのだった。
しかしその夜、再び大佐が現われ、ヘリで現場に同行するように強く言われ、彼女は覚悟を決め現地に向かう。
ルイーズの役目は、宇宙船から発せられる音や波動から彼らの言語を解明し、何らかの手段でこちらのメッセージを彼らに伝えること。 ヘリには、物理学の見地から取り組むよう招集されたイアン(ジェレミー・レナー)もいた。
消毒、予防接種を受け、二人は宇宙船の底部に接近、そしてなんとその中に入っていく。 そこは重力の向きが変わっていた。 そして進んでいくと、硝子のような透明な壁の向こうに2対の巨大なエイリアンがいたのだった。
果たして二人がコミュニケーションをとることができるのだろうか?・・・

監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ、「プリズナーズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14242862.html 「複製された男」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13956362.html 「ボーダーライン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14047864.html と見ていますが、どの作品も面白かった。 まあ一番難解だったのは 「複製された男」 でしたが(^^)
例の続編前の今作品は、なかなか難しいテーマと設定でした。
主演はエイミー・アダムス、DCの “DCエクステンデッド・ユニバース” シリーズではロイス・レイン役を演じていますが、それ以外だと、「ビッグ・アイズ」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/12647310.html では主人公のマーガレットを演じていました。
物語はある日突然現れた巨大な物体。 どうもそれは宇宙から来た巨大な宇宙船であることがわかります。 それも、アメリカだけでなく、世界の主要国のその付近の地域にも表れ、各国がそれぞれコンタクトを試みているという展開になって行きます。
ルイーズは優秀な言語学者なんですが、ちょっと世間の動きとは逸脱した、どちらかというと世捨て人に近い感じなんですね。 それは冒頭のシーンでそういうわけなのか? と思わせてくれるんですが(^^)
少し大きい生命体とは、声というか音を発するのですが、当然のように理解不能。 そして彼女は文字で、意思疎通を図ろうとするんですね。 しかしそれは結構な時間を要する物でした。
人間、特に一般の民衆は早くもパニックを起こしますし、各国も初めは連携を取っているんですが、だんだんと足並みがそろわなくなってきます。 
西洋人がオーストラリアに行ったときに、現地のアボリジニとのコミュニケーションを取った時の “カンガルーの話” は面白かったですね。 もちろん都市伝説なんですが、しかしその後にウィテカー演じるウェバー大佐の返し言葉が、もろ人間の驕りのセリフでした。
未開な民族は征服される運命にある。 人間の歴史とはそういうもんだという事から、だんだん疑心暗鬼になっていく人間、各国。 その中でルイーズだけが本質に向かって行きます。
これはなかなか面白い作品ですが、その分難解な部分もありました。 でも見応えのあるSF作品でした。

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世界各所に現われた巨大な物体

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召集されたルイーズとイアン

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そしてコミュニケーションをとろうと試みる

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この形は何なのか?

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彼らが描いた図形は、何かのメッセージなのか?

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