長い逃亡生活と史上最悪の敵との激しい戦いを終え、ドミニク(ヴィン・ディーゼル)、レティ(ミシェル・ロドリゲス)、ローマン(タイリース・ギブソン)ら、固い絆で結ばれた “ファミリー” はキューバ・ハバナでハネムーン代わりのバカンスを楽しんでいた。
しかし、借金の返済のかたに車を取られそうになった男・フェルナンド (ジャンマルコ・サンティアゴ) が目に入るドミニクとレティ。 返済を迫るラルド(セレスティーノ・コニーエル)をなだめようとするが彼は許しはしなかった。 そこでレースで対決に勝ったら車を獲得して返済に充てる約束をする。
しかしラルドの車はキューバで一番早い黒のフォード・カスタムライン 56年式、一方のドミニクはフェルナンドの乗っていたサーフェイサーのシボレー・フリートライン 50年式、このままでは勝ち目がないと思ったドミニクは、無駄な部分をはがし、ある細工をするのだった。
激戦をする両者、ラルドは部下に邪魔をさせるが、ニトロタンクをつけたドミニクは最後車が炎上しながら僅差でレースに勝ち、燃え上がって大破した車はそのまま海中に、彼は間一髪脱出に成功する。
しかしドミニクはラルドの車を取ろうとはせず、さらにフェルナンドには自分の乗ってきた赤のシボレー・インパラ スポーツクーペ 61年式を、車を壊したお詫びに上げてしまうのだった。 あっという間に、ヒーローとなるドミニク、そしてラルドは彼に尊敬の念を抱くのだった。
束の間の日常を楽しんでいたドミニクだったが、一人の謎の女性が近づいてきて、仕事の依頼をしてくる。 いや、それは依頼ではなく問答無用の命令だった。 そして彼女はある画像をドミニクに見せつけ、その瞬間ドミニクの顔色が変わるのだった。
一方、ホブス(ドゥエイン・ジョンソン)は仕事から離れ、娘・サマンサ・ホブス(エデン・エストレヤ) との時間を送っていた。 彼女のサッカーチームのコーチに没頭していたホブスにも外交保安部から極秘任務が入る。 その任務は大量破壊兵器とみなされる電磁パルス砲がドイツ・ベルリンの反体制派の武器商人たちによって奪われたため、独力で取り戻すことだった。
すぐさまホブスはドミニクたち 「ファミリー」 を招集し、ベルリンの敵のアジトに乗り込む。 作戦は成功し、電磁パルス砲を手に入れたが、解散直後ドミニクはホブスを攻撃し、電磁パルス砲を持ち去って逃走するのだった。 ファミリー皆が驚愕する中、彼は消えて行ってしまう。
そして極秘任務だったことからホブスは収監され、そこで天敵のデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)と会うのだった…
今作の監督はF・ゲイリー・グレイ、「交渉人」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/2591626.html 「ミニミニ大作戦(2003年版)」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14745146.html 「完全なる報復」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14705053.html 「ストレイト・アウタ・コンプトン」 https://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/13766181.html と、私はけっこう彼の監督作品は見ていますね。
おなじみのファミリーは大体出てきますが、やはりポール・ウォーカーがいないのは何ともさびしい… そしてどういう扱いにするのかが気になるところですが、上手い泣かせどころな感じで触れていました。
このシリーズ、最初は敵で登場しても、いつしかファミリーになって行く。 今作もそういう流れでしたし、この冒頭のラルドが実に良い感じでファミリーを助けてくれるんですね。
そして大物女優が登場、途中までは一体誰なのかが隠されていますが、敵ではなさそうな感じはわかります。 そして謎の女性、彼女の悪役、そしてアクション作品にどんどん出てくる彼女、私はもうすっかりそういう女優という認識が付いています。
これはとにかく大画面で堪能する作品、予告編からその一端がわかりますが、ドラマ部分はしっかり劇場で(^^)