anttiorbの映画、映像の世界

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スティーヴン・キング ビッグ・ドライバー

2014年作品、ミカエル・サロモン監督、マリア・ベロ主演。

講演会に向かう車の中、テス(マリア・ベロ)は友であるカーナビと話し込んでいた。作家として活躍するテスにはいつも話相手がいた。 車の中ではこのカーナビ、家では彼女のヒット作となった 「編み物クラブ」 にも登場する女性達だ。
会場に着いたテスは予定通り講演を行った。 そしてその帰り、理事長であるラモーナ(アン・ダウド )に小切手を貰いさらに家までの近道を教えてもらう。 それは来た道とは少し違った森の中を抜ける道だった。 ラモーナに言われた通りに進む途中テスの車は突然大きくバランスを崩した。 路肩へ車を寄せ見てみるとタイヤに釘の付いた板が刺さっていた。
なかなか停まってくれる車が無い中、巨漢の男性(ウィル・ハリス)が乗るトラックが停まってくれ、タイヤ交換を手伝ってもらう事に。 しかし、彼の荷台にパンクしたときに踏んだのと同じ機材があることに違和感を感じたテスは、いきなり大男に殴られ、気がつくと執拗に犯されていた。
意識を失うほどの暴行を受け、林の下水管に捨てられたテスは、男が去った後目を覚ます。
気が付くとその場には自分以外にも似たような暴行後、捨てられたと思われる女性達の死体が。 そして再び意識を失ったテス。
再び気が付くと、テスは水の溜まった排水管に横たわっていた。 身体中が痛く記憶も曖昧な彼女はなんとか身体を動かしそこから這い出た。 震える身体を動かしながら近くの小屋へと向かった。 そこは彼女の車がパンクした場所。 そして助けてもらおうとした男にレイプされた場所だった。
既に日は沈んだ森の中。 ゆっくりと道路沿いを歩いているとバーとさらにその先にコンビニを見つけた。 コンビニのトイレで血だらけになった顔を見て驚愕し、そこで少し身支度を整える。 自分の自宅電話にコールし、留守電へ 「事件の全容」 を忘れない様に吹き込む。
迷った挙句、リムジンタクシーを呼び、どうにか自宅へと戻ったテスは、復讐を誓う。
置き去りになった車を取りに行ったついでに、近くのモーテルなどに 「彼とケンカしていた所を助けてもらった人を探している」 と嘘をつき、自分を乱暴したドライバーを探す協力を求めるのだった…

これはテレビ作品として作られた感じですね。 CMが入るタイミングの作りになっています。 スティーブン・キング原作で、監督はミカエル・サロモン、多くのテレビ作品を手掛けているようですね。
主演はマリア・ベロ、近年の作品は、ホラー作品の 「ライト/オフ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14394741.html で母親役をしています。 今作では、なかなかハードな役をしていますね。 「プリズナーズ」 http://blogs.yahoo.co.jp/atts1964/14242862.html にも出演しています。
物語は、ここから彼女が独力で復讐へと行動を開始していきます。 しかし犯人の手掛かりがなかなかつかめない。 さらにあまりに激しい暴行を受けたので、記憶が所々ないというところから苦労をして行くんですね。
でもまず護身用で拳銃を、そしてどうして自分があんな人里離れたルートを行ってしまったのか? そして覚えているのは犯人の車という事ですね。
キーワードをたどっていくと、ある重要な人物が浮かんでくるんですね。
途中の展開はもどかしさも多少ありますが、中盤からはなかなか緊迫したサスペンスとなっています。

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彼女は友達はスマホ

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大男に騙され捕まり

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ぼろぼろになったテス

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そして何とか脱出

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そして何とか家に帰りつく

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彼女は復讐を誓う

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